【浮気じゃないの？】彼氏がアイドルにガチ恋してた…！ドン引き女子のリアル体験談

もしも恋人が、アイドルにガチ恋をしていたら…!?
「浮気じゃないからいい」という考え方もありますが、ドン引きレベルまで達していると別れを考えるきっかけにもなりえますよね。
彼氏がアイドルにガチ恋をしていた事実にドン引きしたレディの体験談を、元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。

予兆：彼氏が突然、推し活をスタート!?

それは、28歳の優奈さん（仮名）が30歳の彼氏と交際2年目のこと。彼には少しオタク気質なところがあるけれど趣味も合うし、安定した関係だと思っていたところに不穏な空気を感じ始めたそう…。

「彼氏が急に『ライブ行ってくるわ』と言い出したので、変だなって思ったんですよね。
でも、好きなバンドでもできたのかな〜くらいにしか思ってなかったんですけど、帰ってくるたびに目がキラキラしてて、なんか様子が変だなぁって」

そんなある日、彼の部屋に遊びに行くと、それまではなかったのに壁一面に某地下アイドルのポスターがズラリ…。「〇〇ちゃん（アイドル名）生誕祭2024」と書かれたうちわとサイリウムも発見したのだとか。

「『これ何？』って聞いたら、『あ、〇〇ちゃんだよ。今一番推してるアイドルでさ～！マジで女神なんだよね！！』と変なテンションで返ってきたので、これはおかしいなと直感しました」

深刻化：彼女よりもアイドルを優先!?

事態が深刻化するまでそれほど時間はかからず、優奈さんはその後の彼の変貌に頭を抱えることに…。

「デート中も『今日は、〇〇ちゃんの配信あるから早めに帰っていい？』とか言い出すし、LINEも全部推しの話。
その頃ちょうど偶然にも彼のSNSの裏垢を発見したんですけど、そこには『〇〇ちゃんと目が合った！これは運命』『彼女には申し訳ないけど、やっぱ〇〇ちゃんしか勝たん』とか書かれていて、さすがに目を疑いました」
だんだんと“アイドル＞彼女”な扱いになっていることに気づいた優奈さんは、勇気を出して彼に話し合いを求めることに…。

結末：彼女を後回しにするガチ恋は自己中なのでは？

「そのあとも熱心に推し活を続ける彼に『ただの推し活なの？それとも本気で恋してるの？』と恐る恐る聞いてみると、なんと彼からは『うーん…恋っていうか、“本気で応援してる”って感じかな。でもさ、奇跡が起きて〇〇ちゃんと付き合えたら人生最高だと思う』と、一発アウトの返事が返ってきて。
もうダメだなって悟ったので、別れを決めました。
好きなものを応援するのは素敵だけど、“彼女を後回しにするガチ恋”はただの自己中じゃないですか？
付き合っていても孤独だったし、浮気されたわけではないかもしれないけれど、精神的にはすごくしんどかったです」

「推し活」そのものは、悪いことではありません。
しかし、彼女をそっちのけでアイドルにガチ恋となると、普通にお付き合いを続けるのが難しくなるパターンも少なくありません。
彼にちょっとでも違和感を覚えたら、深刻化する前に話し合いの場を設けてみて！

書いたのは

並木まき。元市議会議員・時短美容家（一般社団法人 時短美容協会・代表理事）。20代から魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様への分析を生かし、美容や恋愛に関するコラムを女性誌を中心としたさまざまな媒体に寄稿。