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フランス・パリで爆買い!本当に美味しかったお土産チョコレート5選

  • 2025.5.11

糖分の摂りすぎはよくない……そう思いながらもやめられず、気づけばほぼ毎日つまんでしまうほど、チョコレートが好きです。そんな私が、このゴールデンウィークに訪れたのがチョコレート天国・フランス! パリ観光の合間に、心ゆくまでチョコレートを爆買いしてきました。今回はその中から、日本ではまだ手に入らない、とっておきのショコラティエをご紹介。おみやげにもぴったりですよ!
※価格は2025年5月のものです

PATRICK ROGER パトリック・ロジェ

まずご紹介したいのは、パリで買うチョコレートの話題において絶対にハズせない存在「PATRICK ROGER(パトリック・ロジェ)」。チョコレート彫刻家としても名を馳せる、フランスを代表するショコラティエです。その卓越した技術とクリエイティビティが評価され、フランス国家最優秀職人(MOF)の称号を授与された実力派。チョコレート界の国宝といっても過言ではありません(※多分)! 印象的な鮮やかなブルーのボックスを目にしたことがある方も多いのでは?
 
“プラリネの魔術師”と称されるロジェ様の代表作は、ザクザク食感がクセになるナッツ入りプラリネの「ロシェ」、そしてまるで小さな宇宙のような美しさの「ドーム型ショコラ」。この2種はマストバイです。ロシェの心地よい歯ごたえと、ドームショコラのパリッ→とろ〜んと溶ける口溶けは、初めて口にした瞬間、きっと誰もが感動するはず。

ロシェ 26ユーロ

ドーム型のショコラが入ったアソート 25ユーロ

43 rue des Archives - 75003 Paris
パリ市内に7店舗あり

Louis Vuitton ルイ・ヴィトン

お次は、なんとLouis Vuittonのショコラ。セーヌ川沿いに佇むルイ・ヴィトンの過去から現在までのアーカイブやアートピース、限定コラボ作品を展示したエキシビション空間「LV DREAM」の中に、名門ホテル「シュヴァル・ブラン・パリ」のシェフパティシエ兼ショコラティエ、マキシム・フレデリック氏とのコラボレーションによるチョコレートブティック&カフェ「Le Chocolat Maxime Frédéric at Louis Vuitton」があります。
 
 
店内には、モノグラム柄のチョコレートなど、ルイ・ヴィトンらしいアイコニックな世界が。トランクがアートのように積み上げられたインテリアは一見の価値ありです。実はそのいくつかが冷蔵庫になっていて、そこから商品を取り出してくれるという、遊び心あふれる演出も。ファッション感度の高い方や、大切な人への特別なギフトにぴったりです。

チョコレートバー 各18ユーロ

26 Quai de la Mégisserie, 75001 Paris, France

Jacques Genin ジャック・ジュナン

続いてご紹介するのは、素材と技術への深いこだわりを持ち、自らを「チョコレートの鋳造職人(fondeur en chocolat)」と称するJacques Genin(ジャック・ジュナン)。その繊細な味わいは、まさに素材本来の魅力を引き出す芸術。見た目にもカラフルで美しいボンボン・ショコラには、フレッシュミントやトンカ豆など、多彩なフレーバーが揃い、シルバーの洗練されたボックスに包まれている姿もまた魅力のひとつです。
 
気になるフレーバーをひとつひとつ選ぶのも楽しいですし、迷ったら店員さんにおすすめをセレクトしてもらうのも◎。思いがけない美味しさとの出会いがあるかもしれません。

9ピース入り 14ユーロ

チョコレートはもちろん、店舗に行かれたらパート・ド・フリュイ(フルーツゼリー)もチェックしてみてください。季節のフルーツを贅沢に使い、ひと口で果汁がじゅわっと広がるジューシーな味わいでお口の中が夢心地。ショコラと一緒に楽しめば、至福のひとときが訪れます。

133 Rue de Turenne, 75003 Paris
写真のマレ地区の本店のほか、7区にも店舗があります

ALLÉNO & RIVOIRE アレノ&リヴォワール

甘いものはちょっと苦手……という方や、健康志向の方にぜひおすすめしたいのが、「ALLÉNO & RIVOIRE(アレノ&リヴォワール)」。2021年に誕生した新星ながら、すでに世界中にファンを持つ話題のショコラティエです。その人気の理由は、砂糖の代わりに低GIの白樺樹皮由来キシリトールを使用していること。甘さを抑えながらも、素材の持つ風味を見事に引き立てているのが特徴です。さらに、低温抽出・発酵・冷却濃縮といった革新的な技術を駆使して、驚くほど繊細で奥深い味わいを実現しています。
 
実際に店舗を訪れた際、甘いものが得意ではない友人も、試食したチョコレートの軽やかさと、なめらかに広がる奥行きある風味に感動していました。からだにやさしく、それでいて妥協のない美味しさ……そんな一粒に出会えるショコラトリーです。

棒状のチョコレートの中にはさまざまなフレーバーのソースが。15ユーロ

プラリネとガナッシュのアソート 18ユーロ

25 Rue du Vieux Colombier, 75006 Paris
パリ7区の本店のほか、デパートのギャラリー・ラファイエットにも店舗が

LES TROIS CHOCOLATS レ・トロワ・ショコラ

最後にご紹介するのは、日本人ショコラティエによる特別なお店。マレ地区に店を構える「LES TROIS CHOCOLATS(レ・トロワ・ショコラ)」です。もともとは福岡の老舗チョコレートショップの3代目である佐藤恵美子さんが、フランスでの修行を経て、2017年にオープンさせました。
 
抹茶やごま、味噌や山椒といった日本の素材を巧みに取り入れたチョコレートは、世界20カ国以上から厳選したカカオを使用し、保存料や添加物を一切使わず、店内のアトリエで丁寧に手作りされているのだそう。お店には日本人スタッフもいらっしゃるので、素材のこだわりやおすすめのペアリングなど、細やかな説明を日本語で聞けるのも嬉しいポイント。日本の感性とフランスの技が融合した、唯一無二のショコラ体験をぜひ。

ボンボンショコラ 9ピース 14€

45 Rue Saint-Paul, 75004 Paris

これからの暑い季節は、お持ち帰りの際に少し注意が必要ですが、それでもぜひ、パリを訪れた際には本場のショコラの魅力をたっぷり堪能してみてください。

text:HIROKA AMANO

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