1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【スナック植松】SNSで劣等感……、夫との子供問題。あるある悩みを解決!

【スナック植松】SNSで劣等感……、夫との子供問題。あるある悩みを解決!

  • 2025.5.10
教えてくれたのは……

ファッションプロデューサー

植松晃士さん

辛口だけど愛あるアドバイスは、ときにファッションの枠を超え、ハッピーな人生を摑むカギに!

植松晃士さん「SNSって楽しいけど闇深くもある」スナック植松

お悩み1:幸せそうな友人カップルを見ると、劣等感にさいなまれます……。

SNSは友人たちの幸せ投稿だらけ。彼に突然花束をもらったり、しゃれたホテルで記念日を過ごしたり。SNSがすべてではないとは思いつつも、あまりにも地味な彼との毎日に、愛されてないような気さえしています。
ペンネーム:よるさん(27歳・会社員)

常連M

これ、まさしく現代病って感じ。


植松さん

ほんとね。本来、恋愛ごとというのは人と比べるものではないのにSNSによって比べてしまうなんて、現代の闇を感じるわね。そもそもSNSは、基本“自慢品評会”。それにまんまとやられちゃってるのよ。


常連M

目に入ってきちゃうから、気になるのもすごくわかる。


植松さん

劣等感を抱いたり、羨ましいと思うと、なんだか悲しくなるのよね。だからね、いまいましいと思いなさい! 彼もいるんだから!


常連M

確かに、彼がいるんだから、幸せじゃん……。


植松さん

そもそも、関係のない第三者にラブラブぶりを披露するのってなんの意味があるのかしらって僕は思うけどね。選択肢は2つ。キラキラ投稿はほとんどつくり込んでいたり、盛っているもの。無理に幸せアピールしているんだから、それに劣等感を抱くなんて、本当にバカバカしいこと。とはいえ見たら落ち込むわけだから、ミュートよ。


常連M

なるほど! キラキラ投稿に触れなくて済むもんね。


植松さん

もうひとつは、反撃よ。自分もつくり込んでキラキラ投稿をするのよ。ラブラブな思い出写真をいっぱい撮るの。もし彼が参加してくれないようなら、匂わせをすればいい。たとえ、一人で旅行に行っても、朝ごはんを2人分に見えるように撮影したり、三脚を持参して誰かに撮ってもらっているように見せたり。そういうインスタグラマーって、リアルに結構いるんだから……。


常連M

なんだか、大変そう。それで心は満たされるのかな。


植松さん

2つのタイプに分かれると思う。承認欲求が満たされて楽しいなら、遊び感覚でやればいいのよ。そういう人は、性に合っているから、インスタグラマーを目指すのもあり。ただ、よるさんが感じたように、その投稿を見た人には、何かしらの感情を植え付けるわけだから、その点を踏まえてアップしたほうがいいとは思うけどね。そうやっていろいろ考えて投稿するのが疲れちゃう人は向いてないから、やっぱりミュートね(笑)。SNSは無理のない範囲で楽しむものと心得て!


【植松マスターの格言】キラキラ投稿をつくり込み反撃か、ミュートか。自分に合う方法を選ぶべし
植松晃士さん

お悩み2:子どもがほしい私vs.躊躇する夫。関係がギクシャクして衝突しがちです

入籍して1年。子どもをつくるかつくらないかで意見が割れて、最近は揉めぎみ。私は早く子どもが欲しいけど、彼は経済的に心配で躊躇しているそう。いつまで待てばいんだろうと焦ってケンカばかりです。
ペンネーム:Qちゃんさん(31歳・会社員)

植松さん

とってもセンシティブなお悩みね。正直、“子どもをどうするか”問題や妊活問題については詳しくわからないから、正解がまったく見えないけど、僕がこの相談を聞いて感じたことを話すわね。


常連M

これ、本当にアラサー夫婦のあるある悩みだと思う。


植松さん

まず、彼が責任感のある人なのは紛れもない事実。経済的に余裕がないと幸せにできないというのは、家族全員のことを考えての意見。実際、子どもは親を選べないわけよ。生まれてくる子どもの将来を考えると、欲しいだけでいいんだろうかと思うのもわかる。もちろん、彼女の立場だと、妊娠出産の年齢的なリミットを考えてしまうのも当然よね。だから、どっちも言っていることは間違いではないのよ。


常連M

ある意味、どっちも正解というか。


植松さん

だから、揉めないため、二人の関係性ということに主軸を置いて考えると、つくる、つくらないを議題にしなければいいのでは?


常連M

どういうこと?


植松さん

「子どもをつくりましょう」と旗を掲げたり、「やはりやめましょう」と旗を下ろすのではなく、今、二人が同じ方向を向いていないのなら、自然に任せてみるの。きっと、ギクシャクしている一因は、本来コミュニケーションのためのフィジカルなのに、子どもをつくるためのフィジカルになっているっていうのもあるんじゃないかしら?


常連M

彼女は一生懸命ゆえだけど、相手からしたらプレッシャーになるという話は、確かに聞いたことあるなぁ……。


植松さん

もちろん、彼を説得してみるという方向性もありだけど、彼との関係性を思うと考えものね。だから、まずは結婚前のようにトキメキの火を灯し直すのはどうかしら? スッピン&部屋着ばかり見せているなら、ドレスアップしてお出かけに誘ってみるとか、暇さえあればくっついてみるとか。まだ結婚して1年。今は焦らずラブラブな雰囲気をつくって、自然に確率を上げる努力をしてみるロマンス活動がオススメよ。


【植松マスターの格言】彼との関係性を重視するなら自然に任せるのが◎。ぜひロマンス活動の復活を
植松晃士さん「人によって譲れない部分が違うから悩むのよねぇ」

撮影/伊藤泰寛 ヘアメイク/松本晃幸 スタイリング/曽我部将人 イラスト/中根ゆたか 取材・文/楢﨑裕美

元記事で読む
の記事をもっとみる