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妹の子どもを異物と言う姉「イライラした」自分の生活から異物を追い出したい理由とは<実姉がしんどい>

  • 2025.5.10

里帰り出産をし、赤ちゃんを連れて実家へ戻った三姉妹の次女・ねぼすけさん。しかし、実家で両親と共に暮らす長女・カホ姉は実家での育児をよく思っておらず、赤ちゃんが夜泣きをすると床ドンしてきます。そして、ねぼすけさんはカホ姉からの心ない暴言にも耐えられず、早々に里帰り出産を切り上げることに。それから4年後。今度は不妊治療をしていた妹・ヨリさんが妊娠し、里帰り出産しますが、ねぼすけさんのときと同様に、カホ姉から床ドンされたり、暴言を吐かれたりなどのひどい扱いを受ける毎日に疲弊してしまいます。そんな中、カホ姉が生活費を年に1回、3万円しか払っておらず、リタイアした両親が不利益を被っていることを知ったヨリさん。そのことについてヨリさんは、お母さん、お父さん、カホ姉の家族4人で話し合います。自立(ひとり暮らし)するように言われても、自分のことしか考えていないカホ姉は言い訳ばかり。新入社員時代から買い物や合コンなどで散財し、仕事のストレスを発散していたカホ姉。残業のない部署へ移って給料が下がってからもそんな生活をやめられず、仕事がつらいと両親へ嘘をついて、実家へお金を入れなかったのです。

ねぼすけさんやヨリさんが結婚し、実家や両親の面倒を押し付けられたと思い込んでいたカホ姉。

さらに、子どもを嫌っていたのは、職場で子持ちの社員に振り回されていたことが原因だとわかりました。

独身のカホ姉が、フォローをするのは当然。
そんな子持ち社員の姿勢や言動に腹が立ち、カホ姉は帰宅すると、ねぼすけさんやヨリさんに八つ当たりしていたのです……。

言い訳ばかりの長女へ、三女が涙の反論!

ねぼすけさんやヨリさんには帰る家がある一方で、自分には実家しかないこと、自分が実家や両親を見なければいけないことがストレスだったと訴えるカホ姉。

しかし実際には、ヨリさんは結婚後も毎年、田植えや稲刈りを手伝い、実家や両親のことをしっかり気にかけていました。

さらにヨリさんは、職場の人と家族である自分やねぼすけさんを「嫌な子持ち様」として、ひとくくりにされたことにも納得できません。

「私たちを負の感情の捌け口にしないで!」
ヨリさんは涙を流しながら、カホ姉に訴えたのでした。

自分には実家しかないと言いながら、何の手伝いもしてこなかったカホ姉。ヨリさんが言うように、カホ姉の主張はどれも言い訳に聞こえてしまいます。仕事でストレスが溜まっていたのかもしれませんが、そのイライラを家族にぶつけても問題の解消には至れません。

家族にとって大切なのは、過去の出来事を乗り越え、未来に向けて共に歩んでいくことでしょう。お互いを理解し、支え合うことで、より強い家族の絆を築いていけるはずです。話して、相談することで気持ちがラクになったり、問題解決のヒントになったりすることもあります。大切な居場所である家族だからこそ、心の内を打ち明けるべきだったのかもしれませんね。

どうしても言いにくければ、家族以外の第三者に相談することもできます。行政のサポートに頼ってみることも良いかもしれません。

#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク)

よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)

いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)

電話相談まとめサイト(厚生労働省)


ねぼすけさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。


著者:マンガ家・イラストレーター ねぼすけ

ベビーカレンダー編集部

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