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「情けない…」思うようにいかない産後の生活。“精神状態がボロボロ”な女性が追い詰められた結果…

  • 2025.6.8

不妊治療経験者の、ぺ子(@pntmaster)さん。不妊治療や妊活などの体験談を漫画にし、Instagramやブログなどで発信しています。

不妊治療の末、待望の子どもを授かった女性。〝絶対に大切にする〟…。そう決めていた女性ですが、出産後、とてもそうは思えなくって…?

情けない

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自分のことを、「私おかしいのかな」と感じ始めた女性。なぜかというと、つらい不妊治療の末ようやく授かった息子のことを〝可愛い〟〝愛おしい〟と思えないのだそうです。

不妊治療で苦労していた女性は、お腹に来てくれるのであれば「どんな子でも愛せる」…。そう思っていました。〝早く我が子に会いたい〟、〝この手で抱きしめたい〟。〝愛情をたっぷり注いで育てるんだ〟、そう考えていましたが…。

「ぎゃあぁぁぁ」と、大きな声で泣き叫ぶ我が子。そんな息子の姿を見て、首に手をかけようとし、ぼそり「…産まなきゃよかった」と呟きます。

身なりも、精神状態も、ボロボロな女性…。息子の首にかけようとした手を止め、ぐっと握り締めます。そんな女性の目元には、涙が溜まっていました。

「情けない」。女性の脳裏には、このフレーズが浮かびます。逃げ出したいと思った自分、〝産まなきゃよかった〟なんて考えた自分が、情けなくて仕方がない…!世の中には、子どもを待ち望んでいる人たちがたくさんいて、女性自身も、ついこの間まではそのうちの一人だったのに…。そう思うと、いくらつらい産後生活とはいえ、一瞬でも酷いことを考えてしまった自分が、許せない女性なのでした。

ようやく授かった尊い命…。愛情をたっぷり注ぐと決めていたけれど、思うようにはいかなかったのですね。かわいいはずの我が子とはいえ、一人の人間。ましてや、まだ何も一人でできない、泣くことしかできない赤ちゃんとなれば、自分の思い通りにいかないことも多々あるでしょう。

そんな息子に、手をかけようとした女性ですが…。思いとどまる冷静さがあって、本当に良かったです。自身のことを〝情けない〟〝許せない〟と責める女性に、寄り添ってくれる誰かがいれば良いなと、思わずにはいられませんね。

※実体験をもとにした創作漫画です

Instagram:ぺ子(@pntmaster
ブログ:ぺ子(ぺ子の妊活まんが

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