「お母さんがインスタ投稿したせいで…」学校に行けなくなった娘の告白に呆然…

趣味で漫画を描いている、ゆーとぴあ（ゆーとぴあらいず）さん。主に子育て絵日記やエッセイなどを漫画にし、ブログで発信しています。

学校になかなか行けない、小学生の娘。母の過去と、娘が学校に行けない理由とは…？

いいよ、休もう

「今日は学校行ってみる」という娘ですが、母と一緒でないと、行く気になれない様子…。「一緒についてきて欲しい」という娘に、母が思わず「えー」と言うと、娘は泣き出してしまいました。泣く娘を抱きしめ、一緒に学校に行くことにした母。しかし、校門前に来て、娘は「お母さんごめん」「やっぱり学校入れない」と言い出したのでした。

ハアと溜息をつき、「いいよ休もう」と母は返します。家に帰ると「えー？帰って来ちゃったの？」「幼稚園の頃みたいにさっと逃げてこいよ！休むのが癖になるぞ！」と家族から言われ、さらには義母から「学校は絶対に行かないといかん！怠け者になるぞい」と言われてしまいました。

「今はそんな時代じゃ無いんです！」と言い返した母は、ここで自身の過去を吐露。中学生のとき、いじめられていたという母は、自身の母親にいじめられていることを知られたくなかったのだそう。近所の公園で暇を潰し、家に母親が居ないタイミングを見計らって帰るも、バレて怒られ…。心配されたくなかった母は、それから無理して学校に行くようになりましたが、あるとき本当につらくなって、自ら命を絶とうとしてしまったのでした。

そんな経験から、学校以外にも選択肢はあると考え、居心地の良い家庭を築こうと思うようになった母…。しかし、その話を聞いていた娘は「本当は学校に行きたい」と言いだし、母のせいで学校に行きづらくなったことを打ち明けるのでした。

まさか、娘が学校に行けない原因が、母にあったなんて…！今や、子どもも当たり前のようにスマホを見る時代。ですが、娘にこんな思いをさせてしまうとは、大きな誤算でしたね。

過去のつらい経験があって、無理して学校に行かせようとせず、あたたかい家庭を守ることに重点を置いていた母。そんな母の思いとはウラハラに、学校に行きたかった娘…。親子のすれ違いが、胸を苦しくさせます。

※実体験をもとにした創作漫画です

ブログ：ゆーとぴあ（ゆーとぴあらいず）