「実は…」久々の親友との会話をした女性　その後、《突然の結婚報告》をされるも、素直に喜べなかったワケ

不妊治療経験者の、ぺ子（@pntmaster）さん。不妊治療や妊活などの体験談を漫画にし、Instagramやブログなどで発信しています。

不妊治療に励むものの、なかなか妊娠できないカヨさん。そんななか、友人の友子さんからお茶に誘われて…？

黒い感情

友子さんからの連絡に、「久々に出かけてみようかな…」と思ったカヨさん。友子なら私の話を聞いてくれるかも、という期待を抱きながら、カフェでお茶することになりました。年始以来に会ったというふたり。「なんか痩せた？」と心配する声に、カヨさんはギクッとしながらも、減量中だと嘘をつき笑顔を作ります。

「やっぱり友子と話していると楽しい」、そう思ったカヨさんは、自分の現状を知ってほしいと話を切り出そうとしました。しかし、「一つ報告があるんだよ〜！」と話を被せてくる友子さん…。

報告というのは、今度結婚するということでした。この時はおめでとうと素直に言えたカヨさんでしたが、挙式を挙げない理由を聞いて硬直。結婚の理由は子どもを授かったからで、いわゆる〝授かり婚〟と呼ばれるもの。「まさかこんなすぐできると思わなくて〜」と笑顔を見せる友子さんに、カヨさんは「この子は避妊って言葉を知らないんだね」と暗い表情になってしまいます。

不妊治療を続けているカヨさん…。「こっちは毎月何万何十万とお金を使っても妊娠できないのに」と、親友である友子さんにこんな感情を持ってしまったことを悪く思うのでした。

他でもない、親友の友子さんだからこそ、自分がいま置かれている状況について話してみたいと思っていたカヨさん。期待をもってお茶しに来たのに、友子さんのペースで話は進み、しかも授かり婚をしただなんて聞かされたら…！もう自分の話はできそうにありませんね。

友子さんが話すより先に話を切り出せていたらよかったのかもしれませんが、そうなると友子さんのほうが話を切り出せなくなっていたことでしょう。親友とはいえ、こうして溝が生まれたり黒い感情が芽生えてきたりすることは当然あること。しかも突然やってきたりするものです。どうか、カヨさんに笑える日がやって来ますように…！

※実体験をもとにした創作漫画です

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