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「子連れで男同士遊ぼう」夫を誘う先輩パパ。ミルクも作れないの知ってるのに?まさかの理由に妻が涙<うちの夫は病人サマ>

  • 2025.5.9

適応障害になり休職中の夫・リョウさんと、その妻・ひさえさんのお話です。リョウさんは病気を盾に、仕事・家事・育児を一切せずに毎晩のように飲み歩きます。ひさえさんは幼い子どものお世話と家事に加え、病気の夫の対応に振り回される日々を送っていました。ある日、たまらずひさえさんが詰め寄ると、リョウさんは過呼吸で倒れてしまいます。じつはこれは演技! ですが、ひさえさんは気づきません。そんな日々に疲弊したひさえさんに助け舟を出してくれたのは先輩夫婦。ひさえさん夫婦と一緒にランチに行きますが、なんとリョウさんはそこで泣きマネを見せます。最初は気づかなかったひさえさんも先輩の助言があり、自分で証拠をつかみました。そして、先日の過呼吸も怪しいとSNSで証拠探しをすることになりましたが、難航するのでした。※適応障害=生活環境の変化によるストレスが個人の順応力を超えたときに生じる情緒面および行動面の不調

リョウさんのスマホを見ようという案も出ますが、万が一、ひさえさんの立場が悪くなるリスクを考えた先輩は、またもや神提案を繰り出します。

久しぶりのひとり時間はうれしいけれど…

「遊びに誘ってみてもいい? 子連れで」
娘・ユウカちゃんの育児用ミルクすら作れないリョウさんにはハードルが高いと心配するひさえさん。
しかし、先輩は「できないことはサポートするし、ひとり時間を楽しんでほしい」とやさしい言葉をかけてくれます。

少しその気になって帰宅したひさえさんですが、夕飯の希望が通らないだけで機嫌を損ねるリョウさんに、やはり子連れでのお出かけは無理だと判断します。

ひさえさんのために、全力サポートしてくれる先輩夫婦のなんとやさしく心強いことか!
ですが、リョウさんの態度を見ると、ひさえさんが子連れでのお出かけの提案を断ろうと思ってしまう気持ちに同感しますよね。リョウさんには、ひさえさんの心労に気づいてほしいものです。

困っているときに、第三者の助けがあるのはとてもありがたいもの。しかし、夫婦関係のこととなるとセンシティブなものになるため、第三者のサポート内容によっては拒否反応を示してしまうこともあるでしょう。

その点、先輩はランチの件といい、今回の子連れ外出の件といい、ちょうど良い加減の提案をしてくれましたよね。提案はするものの、無理強いはせずに、判断は相手にゆだねる感じもGOOD。

きっとこれは、ひさえさんと先輩が職場でよくコミュニケーションをとっているからでしょう。

他人の家庭や夫婦間のことに踏み入れるときは、事情をよく理解したうえで、相手の立場に立ったサポートを申し出たいものです。


著者:マンガ家・イラストレーター ミント

ベビーカレンダー編集部

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