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妊娠中も出産後もつかえる! バッグに常備したいママアイテム

  • 2016.4.26
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妊娠して体が変わってくると、思ってもみなかった不調に襲われます。

わたしもさまざまな不調に悩んでいたとき、まわりのイタリア人ママたちから「突発的に起こる不調に、持っておくと便利なアイテム」をいろいろ教えてもらいました。

(c) armina - Fotolia.com

文化や国が異なっても、ママとして悩むところはみな同じなんですね。ここでは、そんな彼女たちから教えてもらった「体のつらさをやわらげるための、お助けアイテム」をご紹介します。

■消毒ジェルで清潔に

知人女性が妊娠していたときは肌トラブルが絶えず、いつも顔のどこかに3、4個は吹き出物があり、毎朝鏡を見るたびにゆううつになっていたそうです。

「食生活が悪いのかと思って、お菓子やファストフードを食べないようにしたり、化粧品をすべて敏感肌用に取りかえたりした」と、すぐにできる努力をしたそうですが、あまり良くなりませんでした。

そんな彼女が妊娠5ヶ月目の検診で、大学病院へ行ったときのことです。

検査室のトイレにあった消毒用のジェルを見て彼女が思いついたのは「マメに手と指先を消毒する」ことでした。

帰り道スーパーで消毒ジェルを買い、その日からジェルを使い始めた彼女。

1ヶ月半くらいで効果が出たそうで「手を洗えないシチュエーションが多いから、外出のときはジェルを入れた香水用のアトマイザーを手放さなかった。ふんわりと香水の香りがするから、体が不調のときも気がまぎれた」といいます。

ママになったいまでも、オムツ替えの時などに重宝するので、つねにジェルを持ち歩いているそうです。

■テーピングで靴ずれ防止

教師として働く知人女性が、妊娠中に一番悩まされたのは足のむくみでした。

慣れていたはずの靴でも靴ずれするようになり、スニーカーさえつらく感じることが多かったといいます。

「休憩時間にマッサージを欠かさなかったけど、それでも靴ずれしなかった日のほうが少ない」と当時を振り返っていました。

5、6足は靴を買い替えたそうですがあまり効果がなく、毎朝の出勤がおっくうだったそうです。

しかしある日、上の子が公園でケガをして帰ってきたときに彼女はひらめきました。

「たいした傷じゃなかったから、家で薬をつけてガーゼをテーピング用のテープで止めたの。そのときに、はっと思いついた」それが、「靴ずれしそうなところにテーピングをする」ことでした。

効果はバツグンで、1ヶ月もするとそれまで悩んでいたマメや靴ずれがほとんど消えたそう。

「肌色なので目立ちにくく、ばんそうこうよりもはがれにくいからとても便利。サイズが小さいからポーチに入れておけるしね」と、出産後のいまでも外出時の必需品だとか。

マイナートラブルを乗り切れるよう「出産後も使い続けていられて、赤ちゃんや自分の体に優しいものを」と考えるプレママほど、身近なところからヒントを見つけるのが上手。

気軽に使える「マイアイテム」を探してみるのも気分転換のひとつと心得て、試す価値はありそうですね。

(金丸 標)

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