「じいちゃんがいる」葬儀後に体験した不思議なできごと

かかじりさんは2児の母です。子育てにあわただしい日々を送っていました。そんなある日、母から「祖父が亡くなった」と聞かされます。息子とともに葬儀に参列した かかじりさん。息子の不安な気持ちを察知し、かかじりさんはていねいに説明をしますが…。身近な人との別れについて考えさせられる体験談。かかじり(@kakaziri)さんの描く、『じいちゃんの最後の挨拶』をダイジェスト版でごらんください。

息子の「ありがとう」に救われた

幼い子どもにとって、「死」を理解することは難しいですよね。かかじりさんは、できるだけ子どもの気持ちに寄り添って、ていねいに説明しました。すると、かかじりさんの息子は、故人に向かって元気に「ありがとう」と伝えました。子どもの純粋な言葉に、大人のほうが救われます。

葬儀から数日後…。不思議なできごとが起こります。

わが子の言葉に空を見上げて

息子は「じいちゃん」が見えていないものの、そこに「いる」と感じたようですね。とても不思議なできごとです。子どもならではの感性なのかもしれませんね。

そして改めて、空に向かって「ありがとう」と伝えた息子…。きっと、元気な声が空へと届いたことでしょう。

しんみりからほっこり

「雲にはさまってる」なんて言われたら…思わず笑みがこぼれてしまいそうです。子どもらしいステキな感性と、ちょっぴり笑ってしまうエピソードに、最後はほっこりしましたね。

大切な人をうしなう悲しみを経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。かかじりさんのように「空から見守ってくれている」と思うと、心が救われますね。

著者：ももこ