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パク・ソジュン、チェ・ウシク、ピョン・ウソク...韓流イケメンを語りつくす『サラン大賞』!

  • 2025.5.9

韓国の魅力を熱烈に語り合う居酒屋『恋するマキ食堂』。
本誌連載スタートから1年を祝し、振り返りながらもさらに韓国愛を炸裂させます!

「サラン大賞」審査員はこの二人!

料理家
ワタナベマキさん
雑誌や書籍、テレビなど幅広く活躍中。近著は『あたらしい みそおかず』( 文化出版局)。「wa &」にてオリジナルの醬を発売中!

ライター
晴山香織さん
出版社勤務を経てフリーに。この連載の担当ライター。数多の韓国ドラマを日々チェック。手にしているのはピョン・ウソクのグッズ。

パク・ソジュンへの愛から企画が始まり、推しがどんどん増えています

ワタナベさん(以下W):今回は連載の1周年記念ということで、過去にお話したみなさんの推しを振り返りつつ、2024年に活躍した韓国男性を僭越ながらまとめていけたらと。名付けて『サラン大賞』をライターの晴山さんと決定していきたいと思います。

晴山さん(以下H):「サラン」とは「愛」という意味ですね。順位をつけるのはおこがましいですが、愛情はたっぷりあります。この連載は、そもそもマキさんがパク・ソジュンにハマったことがきっかけでしたよね?

W:はい。6月号では編集長の橘さんとパク・ソジュンについて熱く語り合いました。ソジュンは昨年、日本のバラエティ番組にも出て、さらにファンが増えたと思います。でも、実は私、今はキム・スヒョンにすっかり心を奪われてしまっています。

H:橘さんと対談したころ、ちょうど彼が出ていたドラマ『涙の女王』にハマっていましたね。取り上げる候補として急浮上していました。

W:それまでも彼の作品は観ていたのですが、このドラマでハマったのかもしれません。『涙の女王』を観たらみんな好きになると思います。

H:どういうところに惹かれましたか?

W:演技の素晴らしさです。『涙の女王』は、ちょっとかっこよすぎるシーンが多いのですが、他の作品ではとぼけた役もやったりしていて、その幅広さが魅力じゃないかと思います。作品がどれもいい!

H:昔は宇宙人役もやっていましたね……安心して観ていられるというか、安定感があります。

W:そうそう、俳優として安定していてブレないところもすごく好きです。スヒョンのファンミーティングに行ったのですが、彼自身が楽しみながらも、まわりを楽しませようとしている姿が本当に素晴らしかった。歌もうまくてエンターテイナーだと感じました。才能にあふれています。

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박서준(パク・ソジュン)
日本での番組『アナザースカイ』や『さんまのまんま』にも出演し、さわやかで飾らない人柄を披露。アパレル業にも進出している。

Netflixシリーズ『涙の女王』独占配信中

김수현(キム・スヒョン)
結婚生活の危機を迎えた財閥夫婦の物語。大ヒットドラマ『愛の不時着』の脚本家と監督が再びタッグを組んだ作品として注目された。

2024年はチェ・ウシクの新しい魅力を発見できた年でもありました

H:そういう姿を見るとグッとくるのかもしれませんね。作品によって、魅力を再発見することもあるし。

W:そういう意味では、イラストレーターの霜田さんが好きなチェ・ウシクも、2024年のドラマで違う面が見られました。

H:人を殺すサイコパスの役でした。彼もさまざまな役をこなせる演技派ですね。

W:霜田さんのお話が本当に楽しかったし、印象に残っています。

H:キャーキャー騒がず、静かに推す。甥っ子を見守るような気持ちでという話でした。

W:彼はバラエティ番組で見せてくれるお茶目な姿もあるから、そういう気持ちになるのはよくわかります。また新しいドラマが始まりますね(対談中はまだ配信前)。でもやっぱり、2024年といえば、ピョン・ウソク!

Netflixシリーズ『殺人者のパラドックス』独占配信中

『殺人者のパラドックス』
大学生が偶発的に犯した殺人から始まるサスペンスドラマ。正義とは何か、善悪の境界線はどこにあるのか、倫理観を問う作品

恋に落ちた人続出のピョン・ウソク。 私たちももれなく沼へずぶずぶと……。

H:そうですね。カメラマンの天日さんが話してくださいましたが、まさに昨年一躍スターになりました。私たち、ファンミーティングまで行ってしまうほど、夢中になりました。マキさんはウソクのどこに惹かれていますか?

W:顔とスタイルの良さ。演技もすごくチャーミングでした。

H:ファンミーティングでのウソクは、終始ニコニコしていて、私、最後には感動して泣いてしまって。なんだか勝手に今までの苦労を想像して、ジーンとしましたよね。

W:成功したストーリーに泣けてくるという親目線(笑)。朗らかで人懐っこい人柄も伝わってきました。

H:人気が出てバラエティ番組にも引っ張りだこになって、彼の人柄がわかるエピソードを聞けたのもよかったです。

W:あと、ウソクはオリジナルグッズもかわいくていいなと思います。

H:確かに。ぬいぐるみのキーホルダーを持ってきたのですが、おしゃれすぎなくて、ちょうどいい塩梅ですよね。見た目と演技力と人柄が良くて、作るグッズまでいい(笑)。この連載中、ここまで一気にスターダムを駆け上がっていく人は他にいなかった気がします。他に印象的な方はいましたか?

W:連載では登場していないのですが、チョ・インソン。映画『密輸 1970』を観て、改めて演技が上手いと思ったし、大人の魅力があると感じました。渋くてかっこいい。

H:わかります! 一昨年のドラマ『ムービング』も大好きでした。頻繁に作品に出る俳優さんじゃないから、立て続けに見られて嬉しかったですね。

W:連載を通して感じたのですが、どういうところを好きになって推しができるのかがおもしろくて。みなさんそれぞれに理由がある。

H:そうですね。好きになるポイントはそこですか!と。自分を振り返ってみても、こんなところに惹かれるのかと驚くこともあります。

『ソンジェ背負って走れ』© CJ ENM Studios Co., Ltd. U-NEXTにて独占配信中

© 2023 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & FILMMAKERS R&K. All Rights Reserved.

『密輸 1970』
海を舞台に金塊を巡って繰り広げられるアクション映画。2023年・第44回青龍映画賞で最優秀作品賞など4冠に輝いた。U-NEXTにて独占配信中

W:これからも楽しみな作品がたくさんあるし、好きな人が増えるかもしれないですね。

H:来てくださった皆さん、本当にイキイキとお話しされるので、推しの力を改めて実感しました。

W:本当に。推しって栄養剤だと思います。そういえば、私は今、アイドルにハマっていて……。

H:それはまた楽しみが増えますね! そうそう、ウソクの次回作も発表されて、楽しみです。

W:忙しくなります。時間が足りないですね(笑)

サラン大賞は……!?

”一番星の生まれかわり”! ピョン・ウソク

© CJ ENM Studios Co., Ltd. U-NEXTにて独占配信中

ブレイクおめでとう! の気持ちを込めて
連載期間中、いちばんブレイクして注目された人、そして審査員のふたりが虜になってしまった人ということで、大賞はピョン・ウソク。
2016年のデビュー以来、端役を通じてキャリアを重ね、ドラマ『ソンジェ背負って走れ』で大ブレイク。モデル出身らしい189cmの長身と長い手足、ぷっくり魅力的な唇、そして高校生からミュージシャンまで幅広くなりきる演技力に沼落ちするファンが続出!
ブレイク後は広告モデルやアンバサダーを務めるブランドの数が約20社に及ぶということからも、人気の高さがわかります。

【ピョン・ウソクに捧げるワタナベさんの愛の一皿】 たくさん召し上がれ♡ お家サムギョプサル

サムギョプサル(2~3人分)

1. 豚肉(バラ塊肉・300g)は塩(小さじ1/3)をすり込み、1.5cm厚さに切る。

2. エリンギ(3本)は縦薄切りにする。長ねぎ(1本)は1cm厚さの斜め切りにする。キムチ(80g)はざく切りにする。

3.鉄板にごま油(少々)を入れて中火で温め、1 を焼き目がつくまで焼く。

4. 肉の脂がでてきたら、2のキムチを加え炒め、さらにエリンギ、長ねぎを加え、全体に焼き目がつくまで焼く。好みでコチュジャンをつけてえごまの葉(適量)で巻いて食べる。

準サラン大賞は……!?

抜群の演技力を誇る! キム・スヒョン

まわりを楽しませる天才の姿に惚れ直す
昨年の人気ドラマといえば『涙の女王』。韓国のtvN局歴代ドラマ視聴率一位を記録する大ヒットで社会現象になるほど。連載では取り上げていませんが、ゲストのみなさんが好きなドラマとして挙げることの多かった作品です。
やはり、主演のキム・スヒョンははずせないということで準サラン大賞! 日本でのファンミーティングでは「ギンギラギンにさりげなく」を完璧に歌いこなしていました。

特別賞は……

親戚目線で好きになる・・・! チェ・ウシク

演技もバラエティもそっと見守っていたい
ゲストの霜田さんが「保護者のような気持ちで推している」と話していたチェ・ウシク。審査員もその気持ちに共鳴し、すっかり愛情がわいてきたということで特別賞。
さらに2024年に公開された映画やドラマでは、恋する高校生から殺人者までどんな役でもこなし、バラエティ番組では誰からも好かれるフレンドリーな姿に、魅了された人も多いのでは。
その活躍ぶりに嬉しくなってしまう人物。


撮影/砂原文 文/晴山香織
 
大人のおしゃれ手帖2025年1月号より抜粋
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