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店長「本社に報告します!」写真館に波乱を起こしたクレーマーママ…その衝撃の末路とは!?<恐怖のカスハラ>

  • 2025.5.2

まえだ永吉さんが写真館で働いていたときのこと、七五三の記念に3児を連れたママ・橘さんが来店します。子どもたちは表情もポーズも完ぺきでしたが、ママは言いがかりレベルの指摘を繰り返し、3度の撮り直しの末にようやく納得。会計終了後、キャンペーン特典である待ち受け画像のダウンロード期限について説明を受けたママは写真館を後にしますが、それから数日後にまたも来店し、「あんた、説明しなかったでしょ!!」とスタッフのことを怒鳴りつけ始めたのです。

怒声を浴びせられたスタッフは涙を流し、店内も凍りついてしまいますが、そこに救世主が出現……!

写真館の常連である須藤さんが「店員さん、きちんと説明していましたよ」と声を上げてくれたことにより、例のママは顔を真っ赤にして退店していきます。

もしもまた、あのママが来店したとしたら…?

例のママがしっぽを巻いて退店すると常連の須藤さんだけでなく、居合わせたお客さんたちも怒鳴りつけられたスタッフのことをやさしく気づかい、騒動は一件落着!

そして、店長が事の一部始終を本社に報告したところ、「あまりにも理不尽なことを言ってくるお客様は出禁にしよう」という結果になったのでした。

「大丈夫?」「大変だったね」「すぐ助けられなくて、ごめんなさいね」……。例のママに対して声を上げてくれた須藤ママはもちろんのこと、居合わせたお客さんたちも口々に怒鳴りつけられたスタッフさんを慰めたということは、その場に居合わせた全員が例のママの行動に疑問を持っていたのかもしれませんね。

いずれにしても、カスタマーハラスメントは人を傷つける行為。カスハラへの具体的な対応策を練り、公表する企業や団体も増えてきています。一方、お客さんの主張が正当なクレームなのか、それともカスハラに当たるのか、その線引きはどこか曖昧という側面も……。

それだけに、いつ自分がカスハラの加害者になってしまうかわかりません。でも、だからこそ、声を上げるときには自分の主張が度を過ぎていないか、少しだけ立ち止まって考えてみる。そうすれば頭に血が上り、やぶから棒に相手を怒鳴りつけるような行動を防げるのかもしれません。


著者:マンガ家・イラストレーター まえだ永吉

ベビーカレンダー編集部

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