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「通じなかった」「意味不明な顔をされた」 “言葉のギャップ”に戸惑う上司たち…若手に通じなかった“3つのワード”とは?

  • 2025.5.15
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

自分にとってはごく普通の表現でも、相手にはまったく意味が通じない。世代によって常識や言葉の感覚は大きく異なり、“通じるはず”が通じないことも珍しくありません。

言葉は時代とともに変化します。なかでも略語や流行語は“賞味期限”が短く、かつて日常的に使われていた言葉も、時間が経つと意味が伝わらなくなるもの。今回は、実際のエピソードを通じて、世代間コミュニケーションに潜む“言葉のズレ”について考えてみます。

「ケツカッチン」が伝わらない?業界用語の落とし穴

「ケツカッチン」とは、スケジュールの後ろが詰まっていて時間に余裕がないことを意味する言葉。

主にお笑い業界やテレビ業界などで使われてきた用語で、30〜40代には馴染みのある表現かもしれません。

しかし、20代以下の若者には「意味も響きもピンとこない」と感じる人が多数。便利な業界用語も、一般的な会話では通じるとは限らないという現実を突きつけられたという声も寄せられました。

ちょっと古い言葉が伝わらずに困った(35歳・女性)

「KY」はもう“死語”?「空気読めない」が通じない時代

“KY”は「空気読めない」の略語で、2007年前後に流行語として一世を風靡しました。

テレビや雑誌でも盛んに使われ、「空気を読む」ことが重視される時代を象徴する言葉でもありました。

しかし、今の若者はこの言葉に触れる機会がなく、意味を知らないまま育っている世代も少なくありません。15年以上の時を経て、かつての流行語も“解説が必要な表現”になっているのです。

部下が会議の途中でふざけ出したのでKYと伝えたのだが、意味不明な顔をされた(28歳・男性)

「がっちゃんこ」はどう伝えれば良い?!

「がっちゃんこしよう」は、「ふたつのものを合体させよう」という意味の柔らかな言い回し。

昭和から平成初期にかけて、家庭や学校などでよく使われていた言葉です。

ところが今では、言葉の響きが幼く感じられたり、そもそも耳慣れないために意味が想像できなかったりする若者も。

今では「ミックスする」「統合する」といった中立的な表現の方が、若い世代にはわかりやすいのかもしれません。

「どっちもいいアイデアだから“がっちゃんこ”すれば?」が通じなかった(49歳・女性)

“伝わらない”はチャンスかも——言葉のズレを乗り越えるには

言葉はその時代の文化や価値観を映す鏡です。かつて当たり前に使っていた言葉が、時代の流れとともに“通じない”言葉になるのはごく自然なこと。

とはいえ、古い言葉が悪いわけではありません。むしろ、「それってどういう意味?」「昔はそう言ってたんですね」といった会話を通じて、世代を超えた理解が深まるチャンスにもなります。

大切なのは、通じなかったことを嘆くよりも、その“ギャップ”を楽しむこと。そして、相手に合わせて言葉を少し工夫する意識を持つことです。そうすれば、ちょっとした言葉選びが、円滑なコミュニケーションや新たな気づきにつながるかもしれません。


※記事内の情報は執筆時点の情報です

調査方法:インターネットサービスによる任意回答(自由回答式)
調査実施日:2025年5月13日
調査対象:全国の10代~60代
有効回答数:50名