「ブス、消えろ、うざい」背中に酷い言葉を貼られた小学生…街行く人の対応に「泣いたわ…」「まだ日本は明るい」

“Random Acts of Kindness”（あらゆる状況の中での不特定の人に対する親切な行為）をテーマにさまざまな社会実験を行っているYouTubeチャンネル『NotAlone～みんなひとりじゃない～』。プロの俳優が日常で起こり得るシチュエーションをリアルに演じ、その場に居合わせた人の心の中にある優しさや勇気を引き出す動画は注目を集めており、登録者数は85.5万人（2025/05/26時点）を誇ります。

今回は、そんな同チャンネルから、195.3万回以上再生されている（2025/05/26時点）『【いじめ】張り紙を背中に付けられいじめられてる女の子をみかけたら』をピックアップ。こちらの動画では、いじめを受けている小学生を見かけた周囲の人々がどのような行動を取るのか、検証しています。

少女のランドセルに、ひどい言葉を書かれた紙が貼られていたら…？

街を歩いている少女のランドセルに「ブス 消えろ ウザイ」と書かれた紙が貼ってあります。これを見かけた周囲の人々は、一体どのような反応をするのでしょうか。

1組目として登場したカップルの女性は、後ろから少女を追いかけ、何も言わずにさっと紙を剥がそうとしました。うまく剥がせず、少女に気が付かれると「ちょっとね汚れがついてて…」と、何が貼ってあったか分かないように取ってあげていました。

また「こんなの気にしなくていいよ。こんなもん、こうじゃっ」と、剥がした紙をビリビリ破り、少女を笑顔にしてくれます。「何かあったらお姉さんに話しな？いつもここ通る？」と、これからのことも心配している様子です。

さらに、担任教員がいじめの事実を知らないと聞くと「電話してやろうか?そっちの学校に」と、少女の代わりに怒ってくれるシーンも見られました。

別のカップルは、紙を剥がして文章を読んだ瞬間、少女に見せないように折りたたみます。そして、彼女が学校で日頃からいじめられていることを知ると、男性は「大丈夫？本当に？」と優しく声をかけました。

また、3番目に登場した女性は、紙を剥がすと「ちょっとお姉さんとお話しようか」と、少女の話を聞きます。「見方になってくれる人も絶対いると思うし、そういう…弱い人の力になれる方が立派な大人になれる」と少女を励ましていました。

少女に声をかけた方たちの思いとは…？

最後に、声をかけてくれた方たちに検証であることをネタバラシ。どうして声をかけたのか聞いてみます。

2番目に登場したカップルの男性は「（自分も）仲間はずれにされたことって小学生の時にあるんですけど…その時は僕にも非があるんじゃないかと思ってふさきごんじゃった」と過去に自身が経験した思いを持たせないように話しかけたと言います。

3番目に登場した女性は「一人でも一目につかない方がいいというか…」と、少女が悪目立ちしてしまうのを心配して行動したようです。

また、1組目のカップルの女性は「あのまんま…歩いちゃうと絶対、ほら…良くない」と、本人が悪くないのに周りから好奇の目で見られることを危惧して声をかけたようでした。

この動画に寄せられたコメントは…？

コメント欄には、以下のような声が寄せられました。人々の温かい言葉や優しさに、感動した方が多いようでした。

いじめられているすべての子がこんな優しい人に出会えたら救われる。

泣いたわ…。皆良い人。まだ日本は明るい

ほんとイジメの無い世の中になって欲しい。

ちゃんと話を聞こう、なんとか助けてあげたい、1人じゃないんだよって寄り添う気持ちが伝わってきてとても温かい気持ちになりました。

「こんなもん、こうじゃ」に 優しさと いじめに対する愚行への批判が詰まって泣けた。

今回の動画では、張り紙を剥がすだけではなく、少女の話を聞き、力になりたいと必死に応援してくれる、人々の心温まる反応を見ることができました。「自分だったらどうするか？」を考えさせられるような、胸打たれる動画でした。

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動画：『【いじめ】張り紙を背中に付けられいじめられてる女の子をみかけたら』
協力:『NotAlone ~みんなひとりじゃない~』

NotAlone～みんなひとりじゃない～
“Random Acts of Kindness”（あらゆる状況の中での不特定の人に対する親切な行為）をテーマとするさまざまな社会実験を行い、視聴者に届けているYouTubeチャンネル。プロの俳優が日常で起こり得るシチュエーションをリアルに演じ、その場に居合わせた人の心の中にある優しさや勇気を引き出す動画に、感動の声が多数寄せられている。
・Instagram：Not Alone〜みんなひとりじゃない〜
・tiktok：notalonejp
・X：NotAlone

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。