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子ども&パパでも簡単! リビングをきれいに保つ「お片付け」のコツ3つ

  • 2016.4.25
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【ママからのご相談】

3歳と2か月の兄弟のママをしています。下の子どもがまだ小さく手がかかるので、どうしても家事まで十分手が回りません。わが家のリビングは常に物が散らかり放題の状態です。

特に3歳の子どものミニカーや新幹線、 電車のおもちゃの収納がうまくいかず、こちらが「お片付けしようね」と声をかけても自分でお片付けができません。

これから先、下の子どもがハイハイしてもいいようにスペースを確保したいので、おもちゃのために大きな家具を買い足すことは考えていません。

既存の収納を活かして、子どもが自分でお片付けができるようにするにはどうしたらいいでしょうか。

●A. お片付け達人になる方法を3つご紹介します。

ご相談ありがとうございます。ママライター、インテリアコーディネーターのあしださきです。

子どものおもちゃの収納でお困りとのこと、ご相談者様のお気持ちよくわかります!

わが家は男の子2人を含む3人の子どもたちがおり、お片付け問題は常に頭を悩ませるテーマです。

『株式会社フェリシモ』が2015年4月に実施したアンケートをご紹介します。

子どもを持つ既婚女性218名に「家の中で片付けたい場所はどこか」を調査したところ、64%がリビング・ダイニングと答えています。

小さい子どもがいる家庭では、一日のほとんどをリビング・ダイニングで過ごしますので、お子さんのおもちゃのお片付けスペースもリビングの一角に必要となることでしょう。

また前出のアンケートで、子どもを持つ既婚女性196人に「片付けたくてもできない理由は何か」を調査したところ、48%が「時間がない」 と答えており、「子どもが散らかすから」と「家族が協力してくれない」の2つを合わせて69% という結果が出ました。

このアンケートから、リビング・ダイニングを上手にお片付けするためには、

・短時間でできること

・子どもが自らお片付けできる工夫

・普段家に居ることの少ないご主人でも分かる、シンプル収納

の3つのコツで乗り越えることができるということが言えると思います。

●(1)短時間で片付けたい

短時間で片付けるために必要なひと工夫をご紹介したいと思います。

お子さんのおもちゃは買ったときの箱から出し、そのおもちゃがすっぽりと入る大きさの浅いバスケットなどに入れてカラーボックスなどに収納すると、出すときもしまうときも箱に元通りに入れる作業が省けるのでおすすめです。

以前、わが家ではレールをつなげてその上に電車を走らせるおもちゃや、木製レールのパーツと汽車のセットなどを、買ったときの箱のままリビングの小さなクローゼットにしまっていました。

見た目にはすっきりと片づきますし、箱に入れるのが当たり前だと思っていました。

しかし、遊びたいときは親が手伝わないと出すことができず、また出すのにもしまうのにも時間がかかる ことに気がつき、その収納方法を改めたところ大幅な時間短縮につながりました。

●(2)子どもが自分でお片付けできる工夫

まず、「リビングのおもちゃスペースはここ」と決めたら、そのスペースに置けるだけのおもちゃを厳選して選ぶこと。

絶対数を減らすことで、子どもが自分のおもちゃはこれだと理解してくれるでしょう。

置ききれないおもちゃは、将来の子ども部屋に置くか別の部屋に置いておき、時々リビングのおもちゃと入れ替える というのもおすすめです。

数を減らしたら、種類をざっくりと分けてみます。

絵本、乗り物系(電車と車)、ぬいぐるみ、お料理セット、お絵描き道具などと大きめのジャンル分けをして、それぞれ専用のバスケットなどを用意します。

遊んだあとはそのバスケットにポイポイと放り込むことがお片付けです。簡単で楽しいと、子どもも自分でやりたいという意欲がわくでしょう。

または、カラーボックスにピッタリ収まる引き出しを用意して、その引き出しの中にしまう方法も非常にスッキリと片づくのでオススメです。

引き出しを選ぶときのポイントは、同じシリーズのものがサイズ違いでいくつも販売されているメーカーのもので揃えるということです。

またシンプルで、飾りがないもの。おもちゃ収納が必要でなくなっても別の用途に使うことができ、無駄になりません。

●(3)わかりやすいシンプルな収納

普段おうちにいる時間が少ないご主人。

休日に子どもと遊んでくれるのは大変うれしいのですが、遊んだ後っていつもよりお部屋がぐちゃぐちゃになってしまうんですよね……。

片付ける場所と方法がわからないから、というのが理由でしょうから悪気はないようです。

(1)(2)のポイントを押さえてシンプルでざっくりとグループ分けしておくことで、そんなパパでも簡単に片付けることができますし、今はざっとまとまっていればよしとしませんか?

小さいお子さんのお世話に忙しい時期ですから、パパが片付けた大雑把な状態でもオッケーというように、ひとつひとつのバスケットの大きさはゆとりのあるものを選んでください。

物が中で動くくらい がちょうどいいですよ。

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いかがでしたか? 簡単な方法ばかりですが、経験上とても役に立っているものばかりです。

上のお兄ちゃんは、忙しいママの味方にきっとなってくれると思いますよ。

褒められてママがうれしそうだと「よーし、もっと頑張ろう」と思ってくれるものですし、自分でなんでもやってみたい、それをママに見ていてほしいという子どもの発達成長段階に合っている方法です。

ぜひ参考になればうれしいです。

【参考リンク】

・整理と収納に関する意識調査 | 株式会社フェリシモ(PDF)(http://www.felissimolife.jp/image/clean/FelissimoOkatadukeReport2015.pdf)

●ライター/あしださき(元モデル)

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