産後、涙がポロリ「赤ちゃんを見て泣いたわけじゃない」私を思いもよらない感情にしたのは

私のバースプラン（出産計画）の話です。事前にいろいろリサーチし、後悔のないようにあれこれと産院にお願いしたのですが、1つ、思いもよらない気持ちになったことがありました。興味本意で書いたことだったのですが、まさか泣いてしまうとは……。

バースプランに「胎盤を見たい。できれば触りたい」と書いた私。

胎盤はママの子宮内にできる器官のことを指し、赤ちゃんの成長に欠かせないもの。胎盤と胎児はへその緒でつながっていて、母体から赤ちゃんに酸素や栄養を届けたり赤ちゃんにとって不要な老廃物を母体の血液に戻したりする、大切な働きをしています。

出産直後、子宮から剥がれて娩出されるのですが、自分の臓器を見られることなどなかなかありません。これはチャンス！と考えて、希望しました。

出産後、希望した通り自分の胎盤が目の前に……。触ってみると、あたたかくてなんともいえない感触でした。

待望だった胎盤を見られた私。単なる興味からお願いしたものでしたが、予想に反して涙が……。おなかの中で赤ちゃんを守ってくれたと思うと、感謝の気持ちが溢れ、気づいたら泣いていました。

苦手な人もいるかもしれませんが、個人的には、希望が出せるのなら胎盤を見てみることをおすすめします。

◇ ◇ ◇

近年では「自分らしい出産」を叶えたいと考える妊婦さんが増え、SNSなどを見るとさまざまなバースプランを目にします。

胎盤を触りたい、写真に撮りたいなども、希望すれば叶えてくれる産院があるよう。興味がある人は、バースプランに組み込んでみてはいかがでしょうか？

このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。

ベビーカレンダー編集部

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