現代のミューズ「齋藤飛鳥」が纏う。優雅で芯のあるエレガンスなDior

齋藤飛鳥がスウィートが愛して止まないブランド達と出会っていくファッションストーリー。まるで果実のように……カラフルでみずみずしい表情から、熟した大人の面影まで。今回は、ギリシャ神話の「アマゾーン」に思いを馳せたディオールによる、力強き現代フェミニティを表象。

女神のように君臨するアシンメトリーの気高さ

自立と勇敢さを秘めたアーカイブ「アマゾーヌ」ドレスを起点とした今コレクションを表する、風格のあるブラックアシンメトリードレス。シルクとコットンを混紡したファイユがしたたかに艶めきを放ち、フレアカットに光と影を宿す姿が印象的。滝のように流れるパールブレスレットで優雅な強さを添えて。

ワンピース ￥980,000、シューズ ￥135,000、ブレスレット ￥255,000（全てディオール／クリスチャン ディオール）

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官能と品性が共存するシャツワンピの誘惑

コットンとシルクを使った軽やかなポプリンシャツを、曲線のヘムラインが優美なエレガンスを物語るワンピースへアップデート。クリーンな発色の白というイノセンスに対して、気だるげに肩を這うメタルバックルのストラップがセンシュアリティを強調。リラクシーなシルエットに抑揚をつける、同色のベルトと共に、現代的なエッジをきかせて。

ワンピース ￥570,000（ディオール／クリスチャン ディオール）

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漆黒のキャンバスを舞う蝶のイリュージョン

アーカイブの「アバンドン」ドレスから美しきコードを取り入れた、アイコニックなテーラードジャケット。非対称なオフショルダーのネックラインとレザーベルトがモードを際立たせる。黒一色を彩るように、ペールトーンの花や蝶を全面に刺繍した「ディオール ブックトート」で甘美な装飾を。

ジャケット※ベルトつき ￥710,000、パンツ ￥300,000、バッグ ￥500,000、パンプス ￥146,000（全てディオール／クリスチャン ディオール）

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静けさの中で躍動する裾の余韻で視線を奪う

トレンチコートをベースに仕立てた保守的なムードのワンピに、腰から下のフレアなラップ風デザインで切れ味をもたらした潔さ。どこか緊張感のあるワンピに対して、しなやかで流れるようなラインが際立つ新作の「D-ジャーニー」バッグを。クロスボディで身に着ければ、コンテンポラリーな空気感をキープ。

ワンピース ￥500,000、バッグ ￥660,000、パンプス ￥146,000（全てディオール／クリスチャン ディオール）

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今月の飛鳥ちゃん

春なので、ござを敷いておにぎり食べたいですね。

model : ASUKA SAITO

photo : MARCO

styling : SHOCO

hair & make-up : KYOHEI SASAMOTO［ilumini.］

text : ERI UMEDA

web edit : KIMIE WACHI［sweet web］

※記事の内容はsweet2025年5月号のものになります。
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