妊娠発表はタイトなドレスで♥ 伊東牧子の【おしゃれマタニティコーデ3選】

だんだん大きくなっていくお腹が愛おしい一方、ファッションに制約が出てくるのがマタニティ期。出産経験のある編集部のエディターやプレスたちからも「妊娠しているときだけ着る服をわざわざ買うのは、なんだかエコじゃないし自分の気分も上がらない」「どうせなら出産後も着られる服がいいし、妊娠中だってファッションは楽しみたい」という声をよく聞きます。
 
最近のマタニティファッションは、以前に比べて“妊婦だから”とか、“コレを着なきゃいけない”がないのが特徴。その人の価値観やライフスタイルに合わせて楽しめるようになってきている気がします。ホルモンバランスの影響で、気分のアップダウンが激しくなりがちな妊娠期こそ、大切にしたいのはセルフラブ♡ そこで、今回は現在妊娠8カ月でありながら、トレンド感たっぷりなファッションを楽しんでいるスタイリスト伊東牧子さんのおしゃれマタニティコーデをチェック！

SNSでの妊娠報告はSKIMSのボディタイトなドレスで

「さすがスタイリスト！」「おしゃれ！」「大きなお腹が可愛い♡」とファッション界隈で話題になった伊東さんの妊娠報告写真。

ボディにフィットする衣装でお腹を強調した写真をインスタグラムにアップし、妊娠報告をした伊東さん。透け感のあるブルーグレーの色合いもおしゃれなドレスは、キム・カーダシアンが手掛けるSKIMS（スキムス）。2019年にキムのようなカーヴィボディを作る矯正下着（ボディシェイパー）からスタートしたこのブランドは、ミニマルなデザイン性と画期的なテクノロジー素材を取り入れ、アンダーウェアだけでなく、パジャマやラウンジウェアも展開。話題性たっぷりなコラボ（FENDIやDolce & Gabbanaといったラグジュアリーブランドから、直近ではNIKEまで）や、BLACKPINKのROSEをキャンペーンに起用したバレンタインコレクションなど、つねにワクワクさせてくれるプロモーションの手法もお上手。
 
「女性らしいコンシャスなラインをキレイにメイクしてくれるSKIMSは、妊娠前から大好きなブランド。日本へのシッピングも対応しているので、お買い物もしやすく、ついポチッとしてしまいます。マタニティ期ならではのフォルムでこそ、こういうタイトなロングドレスを着たら可愛いなと思って購入。ソフトなジャージー素材で伸縮性が高いので、どんなにお腹が大きくなっても大丈夫だし、産後も使えます♡ ブルーグレーのような淡い色味もお気に入り」

ファッションラバーをノックアウトするビッグTのこれなれた着こなし

GIMAGUASはスペイン・バルセロナ出身の双子姉妹、クラウディアとサヤナ・デュラニーの2人によって2016年に設立されたブランド。トレンド感のある夏にぴったりなアイテムがたくさん見つかります。

「ストレス発散はオンラインショッピング。日本未上陸の海外ブランドはSSENSEでチェックすることが多いです。カートに入れてしばらく時間をおいて、１回冷静になるようにしていますが、結局買っちゃう（笑）」と話す伊東さんが、この春一番に手に入れたのはGIMAGUAS（ギガマス）の総レースマキシドレス。
 
「妊娠後期になるとはけるボトムが少なくて。ストレッチ性の高いこのドレスは、お腹まわりも窮屈でなく色違いが欲しいくらい愛用中で、UNIQLOのメンズTシャツの、XXLサイズを上にレイヤード。白いフローラル柄レースのギャップが可愛いなと。かなり大きいTシャツなのでミニドレスとして1枚で着てもいいんですが、それだとビーチやプールサイドみたいだし、もう少しおしゃれに盛り上げたいと思ってこのコーデにしました。足元はあえてロングブーツを合わせて肌の露出を抑えたほうが、レースのロマンティックさが引き立つ気がします」
 
この絶妙な肌見せ感は、マタニティ期でなくとも真似したい！

H&MのマタニティデニムはZARAのキャミで、トレンドの「ランジェリールック」

ё BIOTOP（ヨー ビオトープ）のカットソーに、ZARAのキャミドレスをレイヤード。マタニティデニムはH&M。

2025年春夏のビッグトレンドアイテムといえば、密かに楽しむものであったランジェリーを使ったコーディネート。これこそマタニティ期に取り入れるのは難しいのでは？ と思っていたのですが、伊東さんの手にかかればそんな心配は無用。
 
「ZARAのレースのキャミドレスは、アシンメトリーレースがエッジをきかせてくれていて下着見えし過ぎません。写真のイエローの他にブラックも、思わず2色買ったほどお気に入りです。デニムやカットソーでヘルシーに着こなすのがポイント。梅雨時期にまた肌寒くなったら、上にカシミアニットを重ねて、レースの裾をチラっと見せても可愛いですよね」

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