1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【鈴木亮平】実は僕、クロールが苦手なんです。犬かきは得意です!

【鈴木亮平】実は僕、クロールが苦手なんです。犬かきは得意です!

  • 2025.4.26

【MOVIE:INTERVIEW】鈴木亮平

どんな役柄を演じても“ハマり役”に見える鈴木亮平さん。直木賞を受賞した小説が原作の映画『花まんま』でも、地元の言葉である関西弁を駆使して熱血漢の青年・俊樹をリアルに体現している。

「今回は兵庫出身と大阪出身の俳優さんが多かったので、原作の魅力である関西特有の人情味あふれる掛け合いを自然に表現できたと思います。俊樹の妹であるフミ子を演じた有村架純さんも関西出身なのでスムーズにセリフを交わすことができましたが、兄を邪険に扱うシーンが多くて(笑)。その絶妙な距離感が本物の兄妹っぽいと思いました」

早くに両親を亡くし、俊樹はたったひとりの妹の親代わりとして生きてきた。フミ子の結婚が決まり肩の荷が下りるはずだったが、彼女が抱える奇妙な記憶と秘密が蘇り、物語は意外な展開に……。

「大阪の下町で暮らす兄妹の人情噺にファンタジーを織り交ぜることで、生きることの喜びや大切な人を失う哀しみ、家族愛が浮かび上がってくる。脚本を読んで、すごく素敵な物語だと思いました。撮影現場では妹を守ろうとする俊樹の気持ちに100%共感していたのですが、仕上がった映像を見たら、他の登場人物の心情も痛いほど分かって。前田哲監督の手腕で、誰の視点で見ても、温かい気持ちになっていただける映画になっていると思います」

監督を称賛しながら、冗談でイジるのが関西流。

「監督がしつこくジョークを言ってくるんですよ。しかも全然面白くないんです(笑)。俳優をリラックスさせるための監督の優しさなんですけどね」

Q. 地元でお気に入りのお花見スポットは?

A. 僕は花粉症なので、正直に言うと春のお散歩は気が進みません(笑)。でも夙川(兵庫県西宮市)の河川敷は関西屈指の桜の名所なので、この春はタイミングが合えば久しぶりに足を運んでみたいですね。

Q. オススメの五月病対策を教えてください!

A. 僕も「ジムなんか行きたくないな」って思う日があります。対策は、3分でもいいから背中のストレッチかスクワットをすること。血流を良くすると身も心も軽くなり、前向きな気持ちで家を出ることができるんです。

Q. どんな人物も完璧に演じる鈴木さんの苦手な役柄とは?

A. 実は僕、クロールが苦手なんです。先日も旅先でプールに行った際に練習してみたのですが、やっぱりできなくて……。だからもし水泳選手の役をやるとなったら苦戦しそうですね。でも泳げないわけじゃなくて、犬かきは得意です!

鈴木亮平さん

■PROFILE
鈴木亮平/すずき りょうへい●1983年3月29日生まれ。兵庫県出身。2006年俳優デビュー。連続テレビ小説『花子とアン』、大河ドラマ『西郷どん』、ドラマ『下剋上球児』など話題作に多数出演。映画『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』が今夏公開予定。

MOVIE/『花まんま』

MOVIE『花まんま』/©2025「花まんま」製作委員会
©2025「花まんま」製作委員会

直木賞を受賞した同名小説を映画化。早くに両親を亡くし、たったひとりの妹の親代わりとして生きる熱血漢の兄・俊樹を鈴木亮平、奇妙な記憶と秘密を抱えた妹・フミ子を有村架純が演じる。兄妹の不思議な体験を通して、人の哀しみや温かさを描く。4月25日公開。

撮影/中西真基 ヘアメイク/Kaco(ADDICT_CASE) スタイリング/丸山 晃 取材・文/浅原聡

元記事で読む
の記事をもっとみる