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「不妊様って本当に存在したんだ…あなたこそ配慮して」友人の痛い指摘に女性は<みんな私に配慮して>

  • 2025.4.26

31歳の高畑キリコさんは、結婚して4年。子どもを望んでいますが自然妊娠は難しいだろうからと、不妊治療を始めてもうすぐ1年になります。通院している不妊治療のクリニックで、2人目不妊で子どもを連れてきている人へ「子どもを連れてくるなんて非常識!」と面と向かって文句を言い、子ども関連のテレビCMやニュース番組の何気ないコメントにも「配慮が足りない」と苛立ってしまいます。

不妊治療仲間で最年長のユキさんに、不妊治療のステップアップについて相談をしたキリコさん。話をする中でキリコさんは、「高齢だと大変なんですね」「私なんてユキさんより全然幸せなほう」などと失礼な発言を繰り返し、ユキさんを怒らせてしまいます。

「不妊様みたい」と言われた理由は…

ユキさんに「不妊様みたい」と言われたキリコさんは、「なにそれっ!」と、びっくりして取り乱します。

それまでの発言はキリコさんにとっては悪気のない言葉でしたが、言われたユキさんは傷つき、それは悪口だと諭すのです。

さらに「人のこと見下して楽しい?」「あなたは、もっと周りに配慮したほうがいいよ」と付け加えます。

帰り道、キリコさんは「私に配慮がない? 自分のことしか考えてない? どこが!」「いい人だと思っていたのに、妊活がうまくいかないと、人っておかしくなるんだな」と苛立ちを募らせるのでした。

ユキさんからの思いもよらない言葉の数々に、キリコさんの動揺と怒りが感じられましたね。つらい状況の中で、周りの妊娠を素直に喜べないキリコさんの気持ちも理解できます。ただ、ユキさんの言葉はごもっともです。自分が妊娠できないことに苛立ち、周りに配慮を強要してしまうキリコさん自身が「配慮が足りていない」ことを気づけるといいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち

ベビーカレンダー編集部

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