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「俺も…」憧れていた男性の衝撃の過去。同じ悩みを抱える人に出会った夫は?<筋トレに沼りすぎる夫>

  • 2025.4.27

さきさんと夫のもりおさんは、結婚2年目の共働き夫婦。マイホーム購入を目指して節約している中、夫が突然ダイエットに目覚め、ジムに通い始めます。もりおさんは、ジムの常連であり、会社の後輩の山瀬さんに筋トレ方法を教わりながら、3カ月目には見違えるほどムキムキに。周囲にもほめられ、「もっと鍛えたい」と筋トレに没頭するようになりました。そんなある日、もりおさんが家庭より筋トレを優先したことで、さきさんの不満が爆発。話し合いの末、夫婦の時間を確保するために一緒に筋トレを始めることにします。しかし、もりおさんは筋トレのことになると自制が効かず、節約中でありながら大量の筋トレグッズを衝動買い。さきさんは、「その筋トレ脳を直さないなら実家に帰る」と宣言するのでした。一方のもりおさんは、筋トレとの向き合い方に悩み……?

予想外な会社の後輩のひと言

筋トレのことになると歯止めが効かなくなり、妻に迷惑をかけてしまってもなお、筋トレに執着してしまう……。

そんな悩みを筋トレ歴が長い山瀬さんに相談すると、「醜形恐怖症」ではないかと教えてくれて……。

※醜形恐怖症=自分の体や顔が醜いと思い込み、不安感や苦痛を感じる症状。

「醜形恐怖症……?」
山瀬さんは、周囲から見れば問題がないのに、本人は自分の顔や体を醜いと思い込む病気があると説明します。

そして、過去に筋トレで同じ症状になったことがある「竹之内さん」をもりおさんに紹介してくれました。

その竹之内さんは、もりおさんが以前から、ジムで目標にしていた男性。事情を聞いた竹之内さんは、もりおさんの苦しみを理解できると言います。

何年も前、当時大学生だった竹之内さんは、筋肉の美しさを競う「フィジーク」に夢中だったと話し始めました。

そのときに、過酷なトレーニングや食事制限を経験し、どんどん追い込まれていったとのこと。

しかし、そんな状況を乗り越えられたのは、当時付き合っていた現在の奥さんの支えがあったからだと、竹之内さんは語るのでした。

竹之内さんとの出会いで、醜形恐怖症について知ったもりおさん。本人は無自覚だからこそ、なかなか気づけないところが恐ろしいですね。

山瀬さんや竹之内さんといった筋トレのベテランが身近にいることは、もりおさんにとっても救いになるはず。これが、もりおさん自身の心と身体に向き合う、良いきっかけになるといいですね。


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。


著者:マンガ家・イラストレーター くまお

ベビーカレンダー編集部

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