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【MLB】大谷翔平の打撃は「問題ない」と米記者 昨季序盤とのデータを比較「彼の基準からするとスロースタートだが……」

  • 2025.4.25
ドジャースの大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports
SPREAD : ドジャースの大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ドジャース大谷翔平投手は今季、開幕から23試合に出場し打率.261、6本塁打、8打点、5盗塁、OPS.847の成績。19日(日本時間20日)には長女が誕生し、父になって初のアーチに注目が集まったが、以降は12打数1安打と当たりが止まっている。
早くも不振が囁かれつつある中で、米記者は大谷の打撃指標に注目。「期待される数字は問題ない」と言及した。

■一時的に空振り率などは上昇も……

大谷は長女誕生後、3試合に出場し12打数1安打5三振。4月の月間成績が打率.254、4本塁打、OPS.772と振るわないことも相まって、打撃不振との声が高まっている。一方で、米メディア『ドジャース・ネーション』のポッドキャストで司会を務めるダグ・マッケイン氏は、自身のSNSで大谷の昨季と今季出場23試合の打撃指標を比較した。
成績自体は昨季より見劣りするものの、圧巻の打撃指標は相変わらず。マッケイン氏が投稿したMLB公式のデータサイト『Baseball Savant』のパーセンタイル・ランキングでは、平均打球速度やバレル率、スクエアアップ率(芯で捉えた割合)など、ほとんどがメジャーのエリートクラスを維持している。マッケイン氏は「ショウヘイは彼の基準からするとスロースタートだが、(xwOBAなど、打球データから予測される)期待値は問題ない」と分析。成績下降は杞憂に過ぎないと釘を刺した。
一方で、復帰後の3試合に限れば、空振り率やボール球スイング率が上昇しタイミングを外されるケースが多く見られたのも事実。長いシーズンではどのような強打者でも浮き沈みがあるのは当然で、偶然、長女誕生のタイミングと重なっただけとも言える。周囲の懸念を消し去るには、結果で示すのがもっとも確実だろう。

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