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焼肉店がしのぎを削る大阪で、予約1年先まで埋まる人気店。ユッケは、旨みの濃さに昇天必至

  • 2025.4.25

焼肉の本場・大阪。

数ある名店がしのぎを削るこの街で、いま最も予約が取れない店がある。その名は『京洛焼肉 ぽめ』。

焼肉好きなら一度は足を運びたい、伝説級の一軒だ。

選者となってくれたのは……


小寺慶子

肉を糧に生きる、肉食系フードライター。一時は毎月、プライべートで通っていたほどの大阪LOVER。大阪の長堀橋にある『とん足 びーちゃん』も推し!

怒涛の肉攻めに魅了され、再訪を誓わずにはいられない
長堀橋『京洛焼肉 ぽめ』の内観
大衆焼肉のムードたっぷりの空間。カウンターメインでテーブル席も。壁には有名人や全国から訪れる有名店の料理人のサインが。入店時に靴を脱ぐスタイル


天下一の焼肉店がしのぎを削る大阪で、予約が1年先まで埋まる人気ぶりなのが『京洛焼肉 ぽめ』。

店主の魚住洸太さんは独学で肉の扱いを学び、2020年に店をオープン。仕入れと仕込みに心血を注ぎ、あっという間に大阪焼肉のトップへ登りつめた。

肉旅(ミートリップ)が趣味という肉食系ライターの小寺慶子さんは初めて店を訪れたとき「あまりの衝撃にトングを持つ手が震えた」と話す。

長堀橋『京洛焼肉 ぽめ』のタン
焼肉好きに「神のタン」と呼ばれるタンは内臓卸「神谷商店」から。2cmほどの厚さにカットしてコース序盤に提供される


10品と締めものが登場する“ひととおり”は、息つく間もないほど凄まじい肉が次々と。

焼肉好きには“神のタン”でおなじみの「神谷商店」の上黒タンは鮮度にこだわり、未真空の状態で仕入れしなやかな肉質と濃厚な旨みを楽しませるようにカット。

長堀橋『京洛焼肉 ぽめ』のレバー
東京カレンダー


鮮度抜群のレバーも「神谷商店」から。

塩だれに絡めてしっかり焼くと、ぷるんとした弾力とピュアな甘みが際立つ。

長堀橋『京洛焼肉 ぽめ』の「肉だく」
東京カレンダー


「肉だく」。

とろたくをイメージしたユッケ。リブロースなどをたたいて、たくあんや卵黄を混ぜ合わせる。旨みの濃さに昇天必至。

長堀橋『京洛焼肉 ぽめ』のホルモン盛り合わせ
ホルモン盛り合わせ。通常は塩と味噌で味をつけたものを別々に提供。ひと目で肉質の良さがわかるホルモンは大ぶりカットで、満足度が高い


香川県の国産牛ホルモン専門卸「壽屋」から仕入れる内臓はぴかぴかと輝きを放ち、それぞれの味や食感の個性が口中で開花する。

長堀橋『京洛焼肉 ぽめ』の締めカレー
専門店顔負けの締めカレーもうまいで!料理はすべて¥14,800のコースから


肉質と職人技が融合した大阪焼肉の迫力に圧倒されること間違いなし。何年待っても訪れたいと切に願う。

長堀橋『京洛焼肉 ぽめ』の外観
夜はネオン煌めく繁華街。多くの飲食店が軒を連ねる東心斎橋の一画に店を構える。店名の“ぽめ”とは、店主の愛犬に由来。ゆるめの屋号とは裏腹に想像のはるか上を行く焼肉体験が待つ


■店舗概要
店名:京洛焼肉 ぽめ
住所:大阪市中央区東心斎橋2-1-25 大優ビル 1F
TEL:非公開 ※IG(@pome_keirakuyakiniku)で不定期受付
営業時間:[一部]18:00~
[二部]20:00~
定休日:月曜、火曜(不定休あり)
席数:カウンター8席、テーブル8席

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