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「保護者の方、ご安心ください」小学生の通学をさりげなく助ける大人たちに「感動しました」「心温まる」絶賛の声

  • 2025.5.20
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出典:Photo AC ※画像はイメージです

1人で電車に乗って通学する小学生を見かけたことはありますか?1人で電車で通っていてすごいなと感心する反面、小さな体で大人たちにつぶされないか、転んでしまわないか、無事に通学できるだろうかと心配になることもあるかもしれません。

SNSで「電車で通う小さな子どもを密かに見守っている」という投稿が話題になっています。

通勤満員電車で時々会う、どこかの私立小学校に通う小さな女の子。低学年だと思う。
JRから地下鉄の乗り換えも同じ。
私は密かにその子が人ごみの中転ばないように階段を下り、改札を通り、ちゃんと地下鉄に無事乗り換えるのを見守っている。
保護者の方、ご安心ください。

満員電車で会う小学生の子をそっと見守っているという投稿者さん。誰にも気づかれずに、細やかな心遣いで子どもの安全を見守る大人がいるということは、保護者にとって心強いことでしょう。

こちらの投稿には、自分も同じように見守っている方や、助けられた経験のある方などから多数のコメントが寄せられていました。

私も見守るようにしています

投稿者さんと同じように、子どもたちを見守っているという人は多いようです。

  • 密かにスペースを開けて盾になったり、「ここに小さい子がいるから押さないでください」と声をあげたりしたことがあります。
  • 満員電車でランドセルを背負った小学生が埋もれないように、少し両手両足を広げてガードしていました。
  • ドアにリュックの紐が挟まり抜けなくなっている男の子がいて、何とか引っ張って救出しました。

満員電車の場合は、身長が低い子は埋もれてしまって息が苦しくなったり、降りたいときに降りられなかったりする可能性もあります。また、転んで怪我をするなどの心配も。

そんなときに、周りに見守ってくれている大人がいれば、子どもたちは安心でしょう。

子どもの頃に助けてもらいました

なかには、自分自身が子どもの頃に助けてもらったという人も。

  • 昔、電車とホームの間に落ちた時に引き上げてもらいました
  • 中学生のときに、電車内で週に何度か貧血で座り込んでいた私に、「どうぞ」と席を譲ってくれた方がいました。
  • 小学生の時に、電車内で変質者から守ってもらったことがあり、今でも感謝の気持ちを忘れていません

助けてもらった記憶は、大人になってからも心の中に残っているようです。そうした体験が、次の世代への優しさや思いやりにつながっていくのかもしれません。

自分の子どもが助けてもらいました

また、自分の子どもが助けてもらったという体験談も寄せられていました。

  • 娘が満員電車で埋もれながらも学校の最寄り駅で「降ります」と言うと、道を開けてくれる大人の優しさに感動しました。
  • うちの子が駅で転倒して骨折した際、いつも同じ車両に乗っているお姉さんが助けてくれました
  • うちの子が通学のときに電車を乗り過ごしてしまい、近くにいたお姉さんが助けてくれたそうです。
  • 娘が低学年の頃に、電車内でサブバッグをひったくられ、周りの皆さんに助けてもらったことがあります。

子どもが1人で電車通学するのは、親としては心配なもの。そんななかで、このように見守ってくれる大人がたくさんいることは、有難いことですね。

  • 小学生が電車通学できるのは「名もなき警備隊」のおかげなのですね。
  • 言葉は交わさなくても、毎日見かけると自然と気にかけてくれるものなのですね。
  • 自然と見守ってくれる大人がいることに心温まります

静かに見守ってくれている人たちがこんなにもいることに、これまで気づかなかった人もいるかもしれませんが、そうした存在を知るだけで心がほっと温かくなりますね。

さりげない思いやりが続いていく社会に

自分も同じように見守っているという声や、子どもの頃に助けてもらったという思い出も多く寄せられました。また、自分の子どもが助けられた経験のある人もいるようで、見知らぬ誰かの優しさに救われていることに感謝の気持ちが伝わってきます。

声をかけたり、スペースを作ってあげたりと、その行動はささやかでも大きな支えになっています。そんな優しさが当たり前に根づく社会であってほしいものですね。