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「日本じゃ絶対に見ない」ビジネスホテルに常駐する“まさかの人物”に「カルチャーショック」<海外>

  • 2025.6.4
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出典:photoAC(写真はイメージです)

今回は、Yukioさん(30歳・自営業)がマレーシア滞在中に体験した、 「日本との治安感覚の違い」に驚かされた出来事をご紹介します。

約8年前、マレーシア・クアラルンプールで日本語教師として働いていたというYukioさん。

海外生活に慣れつつあった頃、とある“当たり前の光景”に大きな違和感を覚えたといいます。

その舞台は、滞在していたホテルの1階…。

日本ではまず見かけない“ある存在”が、日常的に見られたといいます。

果たしてその正体はいったい...?

海外での日本語教師生活スタート

2017年、私は大学在学中のインターンシップを経てマレーシアの首都クアラルンプール日本語教師として働き始めました。

仕事柄、現地の学校教育機関を行き来する生活をしていました。

最初の滞在先として利用していたのは、都市部にあるビジネスホテル
施設も綺麗で、日本とそれほど変わらない感覚で過ごせていたように思っていました。

しかし、そんな日常の中で、あることにハッと気づいたのです。

「警備員がいるのが普通」ってどういうこと?

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出典:photoAC(写真はイメージです)

ある日の夜、エントランス付近を歩いていると、ふとホテルの出入り口に目を向けた私。
すると、そこには当たり前のように警備員が常駐していたのです。

最初は「たまたまか?」と思ったものの、次の日も、その次の日も同じ場所に同じような警備員が。

つまり、これは「常駐している警備」であり、現地ではごくごく一般的な“防犯体制”だったのです。

日本では、よほど高級な場所か、特殊な施設でない限り、
ホテルの1階に警備員が常駐していることなどほとんどありません。

この違いに、私は軽くカルチャーショックを受けました。

外出は「昼間だけ」?夜の空気に感じた不穏さ

さらに現地の人に話を聞くと、
夜はできるだけ出歩かない方がいい」と何度も忠告されました。

実際に調べてみると、それは決して大げさではなく、夜になると一気に治安が不安定になるエリアも存在していました。

確かに、日が暮れると街の雰囲気がガラリと変わり、どこか張りつめたような空気を感じる場面があったことを今でも覚えています。

警備員の配置も、そうした事情を反映しての「当然の対策」だったのでしょう。

日本との違いを知るということ

今回の体験を通じて私が学んだのは、「安全の基準は国ごとにまったく異なる」ということ。

日本の感覚では“異常”に思えることも、他国では“当然のリスク管理”として受け入れられている場合もあるのです。

だからこそ、海外に行くときは「自分の常識」を疑い、その国のルールや空気を尊重しながら慎重に行動することが大切だと感じました。



提供:Yukioさん(30歳・自営業)

※この記事では、体験者から提供されたエピソードを元に構成しています。
※体験は渡航当時の状況を基にしており、現在の事情とは異なる可能性があります。
※写真はすべてイメージです。