1. トップ
  2. 『歴代で最も売れた少年漫画』ランキング、1位ONE PIECE 3位名探偵コナン…気になる2位に「めっちゃ泣ける」「最高の漫画」

『歴代で最も売れた少年漫画』ランキング、1位ONE PIECE 3位名探偵コナン…気になる2位に「めっちゃ泣ける」「最高の漫画」

  • 2025.5.9

日本の少年漫画は、世界中にファンを持つ文化的資産です。

そこで今回は、累計発行部数に基づく歴代少年漫画売上ランキングTOP3をお届けします。50年以上読み継がれる超大作から、令和にもアニメで現役活躍する人気作まで、ランクインしています。

第3位:名探偵コナン

ミステリー×アクション×ラブ…魅力が詰まった長寿ヒット作

  • 作者:青山剛昌
  • 累計発行部数:2億7000万部以上

高校生探偵・工藤新一が謎の組織に毒を飲まされ、子どもの姿=江戸川コナンとして事件を解決していく『名探偵コナン』。推理、アクション、ラブロマンスなど多層的なテーマで1994年の連載開始から現在まで人気を維持しています。

特に1997年以降は劇場版の公開が恒例化。現在公開中の『隻眼の残像』は公開19日間で興行収入104億円を突破するなど、アニメ・映画ともに国民的存在に成長。コミックスも100巻を超え、今なお物語は進化を続けています。

第2位(同率):ゴルゴ13

55年以上続く“生ける伝説” ハードボイルド劇画の金字塔

  • 作者:さいとう・たかを
  • 累計発行部数:3億部以上

“少年漫画”の枠に収まりきらない異色の存在、それが『ゴルゴ13』です。プロフェッショナルスナイパー・デューク東郷が世界を舞台に任務を遂行するストーリーで、1968年から現代まで連載が続いています。

政治、経済、国際関係などリアルな社会情勢を物語に取り入れたストーリー展開は“ハードボイルド劇画”の金字塔と称され、最も発行巻数が多い単一漫画シリーズとしてギネス認定。55年以上の時を経てもなお、愛され続ける名作です。

第2位(同率):ドラえもん

世界で愛される“猫型ロボット”のやさしさと夢

  • 作者:藤子・F・不二雄
  • 累計発行部数:3億部以上

誰もが知る“国民的キャラクター”ドラえもん。その累計発行部数も3億部を超え、ゴルゴ13と並び歴代2位を記録しています。22世紀からやってきたロボット・ドラえもんが、のび太を助ける形で繰り広げる日常とSFを融合させた作品。

テレビアニメと劇場版の連動展開により、複数世代が親子で読める作品としての地位を築きました。現代も映画は毎年公開され続け、海外展開も活発です。SNSでは「めっちゃ泣ける」「最高の漫画」と絶賛の声が多数見受けられました。

第1位:ONE PIECE(ワンピース)

undefined
編集部内で作成 ※画像はイメージです

─5億部突破の国民的冒険譚

  • 作者:尾田栄一郎
  • 累計発行部数:5億1000万部以上

1997年から連載を開始した『ONE PIECE』は、ジャンプの看板作品として常に先頭を走り続けてきました。主人公ルフィの海賊王を目指す旅は、壮大なスケールと感動的な仲間の絆、個性豊かなキャラクターたちで多くの読者を魅了しています。

特に、感情の起伏とアクションを巧みに織り交ぜたストーリーテリングに夢中になる人が多いのではないでしょうか。2023年にはNetflixで実写版も配信され話題に。“世界的”な漫画といっても過言ではない名作です。

時代を越え、多くの人の心に残り続ける少年漫画

漫画の世界には、数年でブームが過ぎ去る作品もあれば、何十年も愛され続ける作品があります。今回ランクインした『ONE PIECE』『ゴルゴ13』『ドラえもん』『名探偵コナン』は、まさに後者。どれも一過性の人気にとどまらず、「文化」として人々の心に根を張った物語です。

世代を超えて読み継がれる名作たちは、1度離れてしまっても人生のどこかで、またふと読み返したくなる、“あの頃の気持ち”を思い出させてくれる存在ではないでしょうか。そんな“生きた物語”であることが、長年読まれ続ける理由なのかもしれません。


※執筆時点の情報です