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「ヒステリー女、本当疲れる…」妊活がうまくいかず当たる妻、疲弊した夫の本音<みんな私に配慮して>

  • 2025.4.23

31歳の高畑キリコさんは、結婚して4年。子どもを望んでいますが自然妊娠は難しいだろうからと、不妊治療を始めてもうすぐ1年になります。通院している不妊治療のクリニックで、2人目不妊で子どもを連れてきている人へ「子どもを連れてくるなんて非常識!」と面と向かって文句を言い、子ども関連のテレビCMやニュース番組の何気ないコメントにも「配慮が足りない」と苛立ってしまいます。

タイミング療法で期待した結果が出ず、落ち込むキリコさんに追い打ちをかけるような不妊治療仲間のしおりさんからの妊娠報告。

しおりさんは報告後、グループメッセージから退室しますが、キリコさんは怒りがおさまらず、配慮のない人が妊娠できて、なぜ私にはできないのかと、悲観しています。

傷ついた妻と夫の本音

タイミング療法で結果が出なかったことを夫・りょうじさんに連絡したキリコさん。

「今日は残業で遅いから」との返信に、「こんなときにありえない!」と怒りをぶつける長文のメッセージを送ります。

りょうじさんは、残業ではなく、後輩の女性と2人きりで飲みに出かけていました。そこでは、「妊活でヒステリーになっている妻に、ご機嫌をうかがうのは疲れた」と愚痴が漏れます。

帰宅すると、りょうじさんの洗濯物だけ床に放置され、しわしわ……仕返しのための嫌がらせがされていました。

「正直、子どもはいらないから、前のキリコに戻ってほしい」という気持ちを持ちながら、りょうじさんは葛藤しています。

キリコさんは傷ついた気持ちを消化しきれず、りょうじさんに当たっているようにも見えてしまいました。一方でりょうじさんも、家でキリコさんの顔色をうかがう生活に疲れている様子。

お互いにうまく力を抜いて不妊治療に取り組んでいけるようになれると、夫婦の溝も埋まるかもしれませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち

ベビーカレンダー編集部

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