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リゾ、「減量」という言葉選びに慎重なのは恋人のおかげ

  • 2025.4.22
Myke Wright and Lizzo at the 2025 Vanity Fair Oscar Party

ボディポジティブなメッセージを発信し続けているリゾは、恋人マイク・ライトのおかげで「体重が減る」という言葉の受け止め方、ひいては減量に対する心構えが変わったそうだ。「『やった、5ポンド(約2.2kg)減った』と言ったら、彼は『どこに消えたんだ?』と言うんです。腹が立って、何でそんなこと言うんだろうと思いましたが、それでも言い方を変えないんです」とポッドキャスト「On Purpose with Jay Shetty」で明かした。

1年以上前から減量中であることを公言し、計画的に進めているリゾ。なぜ腹が立つのか、突き詰めて考えてみると、言葉選びに問題があると感じたようだ。一般的に英語で「減量」と言う場合、失う・迷う・負けるという意味を併せ持つ「Lose」を使う。彼女も恋人にこの単語を使って減量を告げたが、彼女は「Lose」ではなく「Win」、つまり勝ち取りたかったのだ。

「自分の口から発する言葉については、最新の注意を払いたいと思っています。だって、私を見て、私が世に送り出すものに身を委ねてくれる若い子たちがいる。私も子どもの頃にそうだったけど、彼らはそれを自分の経験や人生に当てはめるんです」

Lizzo at Lizzo In Real Life at The Wiltern on March 12, 2025.

人をエンパワーする歌を発表してきたリゾは、楽曲「About Damn Time(そろそろ頃合い)」で、外見や体型など世間のプレッシャーを気にしていたのは過去のこと、「そろそろ(ありのままの自分を楽しむ)頃合いだよ」と歌い、第65回グラミー賞で年間最優秀レコードに輝いた。彼女もまた、成長の過程で「瘦せたり太っている人に対するメディアの扱い」を目にし、「脳の化学反応」に影響を受けてきたと振り返る。

「Lose」に代わり、解放する・自由にするという意味を持つ「Release」を使い、こう伝えた。「言葉には気をつけて。自分の知らないところで、人に影響を与える可能性がある。私の減量(releasing the weight)も、人に影響を与えています。重く受け止め、責任を意識しています。だからこそ、人が安心できるような、あまり恐れずにすむようなものに変えたいんです」

Text: Tae Terai

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