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「置き換え」「ファスティング」「低糖質」…3人の失敗談から学ぶ「無理なダイエット」の落とし穴

  • 2025.4.20

年齢とともに変化する体型や体力は、女性にとって切実な悩みの1つ。忙しい日々の中で何とかしてダイエットに取り組んでみるものの、家族と同じ食卓を囲むストレスやリバウンド、思わぬ体調への影響など、さまざまな壁にぶつかることも。今回は、実際にダイエットに挑戦した3人の失敗談を通して、制限や無理をしがちな方法の落とし穴、そしてそこから学んだ気付きを紹介します。

置き換えダイエットのはずが…

初めは好きなお菓子を食べるのをやめたり、食事を抜いたりしてみたものの、効果がなかったため、薬局で売られている置き換えダイエット用の雑炊を買いました。まずは夜ご飯を置き換えることにし、味にバラエティがあったこともあって数日間はうまく続きました。

体重も少しずつ落ち、前向きな気持ちになれました。しかし、家族と同居していて夜ご飯も食べる時間は同じなので、日数が経過してくると家族が食べているものがうらやましくなり、それが徐々にストレスにもなってきました。

やがて雑炊だけで済まなくなった私は、家族が食べているおかずを少しもらったりして、結果的に元の体重よりも2kg増えてしまいました。

◇◇◇◇◇

置き換えダイエットなどの食事で調整するのは良いですが、私の場合は我慢やストレスが蓄積し、継続しにくい状況になってしまいました。置き換えが悪いわけではないですが、例えば運動をメインとしたダイエットにして食事の内容を見直す、量を見直すというほうが効率的でリバウンドもしづらかったのではないかと思いました。

著者:牧田もと子/40代女性・主婦

イラスト/まげよ

ダイエット目的のファスティングで失敗!

ファスティング(一定の期間、食べ物を断つこと)のときの栄養補給におすすめと言われている酵素ドリンクを購入し、見よう見まねでダイエットにチャレンジしてみました。

実際に断食したのは3日間ですが、前後1週間は準備食と回復食で急激に量を減らしたりせず取り組みました。結果、体重は3kgほどすぐに落ち、ファスティング中は肩凝りもなくなって目覚めもスッキリ。

いつも頭がボーッとしていたけれど、ウソみたいに感覚がさえています。そのときは満足だったのですが……。普通の食事をとるようになったら、みるみるうちに体重が戻っていきました。

でもどこかで「痩せた」という事実にすがってしまう自分がいて、体重がどんどん増えていくのが怖くなり、少し食べ過ぎたなと思うと吐くようになりました。そのせいか順調に来ていた生理が不規則に……。2、3年かけて生理が戻り、妊娠・出産を経た現在は、好きなものを好きなように食べ、体重は目安でたまに測る程度になりました。

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ファスティング自体は、正しくおこなえばダイエット効果や健康効果が期待できるものだと思います。普段どれだけジャンクなものをとっていたのか……。ファスティングを通して食の大切さを学びました。ですが、痩せる目的でやってはいけないと強く思います。そんなことを身をもって体験した出来事でした。

著者:園田ゆき/30代女性・会社員

イラスト/まげよ

低糖質だから良いとは限らない!?

よく食べてしまう私は、間食をおからクッキーなどの低糖質なものに変えてみることに。最初のうちは、高カロリーなおやつから変更したので少しは効果が見られるように感じましたが、1週間もしないうちにダイエット用のお菓子に飽き始めた私……。

結局は、低糖質チョコやクッキーを爆食いするはめに……。もちろん、摂取した分は身になるので、体重は1kg以内の増減を繰り返しただけで、まったくダイエットになりませんでした。

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食事制限のダイエットは効果的のように思いますが、やはり効果が出るまでの継続が大事だと思います。無理なく継続できる範囲で目標設定をすれば良いと思いますが、一気に食べる量を減らてしまうと逆にストレスと感じ、暴飲暴食につながってしまうことを痛感しました。

著者:篠原真紀/30代女性・主婦

イラスト/まげよ

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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