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軽さで選ぶか、UV効果で選ぶか! モンベルほか【アウトドアブランドの日傘】5種類を徹底レビュー!

  • 2025.4.20

ひと昔前はおばさまだけだったのに、今は男性も愛用するほど夏の必需品になっている日傘。紫外線をカットできるだけでなく、熱中症対策にもなることから環境省もその活用を推進しています。そんなに効果があるの? と思うかもしれませんが、日傘をさすだけでなんと体感温度が3〜7度ほど下がるそう。これは35度以上の猛暑日の外出にはかなり助かりますよね。
 
そうなると積極的に取り入れたいところですが、あまりにも種類が多すぎてなにを選んだらいいのやら……。日傘もファッションの一部として取り入れるのも手ですが、色柄にインパクトがあったりすると、合わせるスタイリングが限られてしまうし。それで出番が限られてしまうのでは元も子もありませんよね。毎日使うアイテムということを前提に、いっそのこと見た目より機能にふり切るのがベストだと思うんです。
 
で、オススメしたいのがアウトドアブランドの日傘。UVカット率や遮光率が高いのはもちろん、驚くほど軽量だったり耐久性に優れていたり、他のブランドとは一線を画す機能が搭載されているんです。しかも今回は晴雨兼用をセレクトしているので、急な雨にも対応できてかなり重宝するはず。というわけで、早速チェックしていきましょう。

モジュールアンブレラ¥9,900(ザ・ノース・フェイス)

使い勝手を向上させる便利な機能に注目!【ザ・ノース・フェイス】

【ザ・ノース・フェイス】の日傘を使ってみた感想は、「軽いのに、なんだかしっかりしている」ってこと。実際に構造を見てみると、風にも強い7本構造の骨組みになっていました。さらにアルミとFRP素材(繊維強化プラスチック)を採用しているので、強度と軽さを見事に両立しているんです。さらにシャフト(中棒)や骨、生地をそれぞれ分解できるオリジナルの構造になっているのも特筆すべき特徴。しかも交換用の修理パーツ(別売り)も展開しているので、セルフで修理しながら長く愛用することができるんです。
 
あと、個人的に「超優秀!」と思ったのが、ハンドル部分がポケット構造になっていること。かなり小さいスペースではありますが、ここはいつの間にはなくなっていることが多い傘袋を収納するのに最適。こんなデッドスペースも無駄にしないなんて、改めて【ザ・ノース・フェイス】ってすごい!
 
DATA
サイズ/折りたたみ時の長さ28cm、使用時の直径100cm
重さ/約230g

本体にマジックテープが施されており、使用時にバンドを固定できるのも便利です

トラベルサンブロックアンブレラ55¥6,800(モンベル)

売り切れも続出する人気の日傘は日焼け対策としても超優秀!【モンベル】

6本骨の軽量コンパクトモデル「トラベルサンブロックアンブレラ」シリーズから、新サイズが登場。既存のモデルより直径が7cmほどサイズアップしているんですが、収納時は全長25cmのコンパクトサイズをキープ。だから日差しをしっかりガードしながら、使わないときはスマートに持ち歩けるんです。
 
軽量な傘って強度はイマイチなイメージがありますが、親骨にカーボン繊維強化樹脂を採用することでそちらもクリアに。しかも紫外線遮蔽率99.7%という高いレベルのUVカット効果を装備。裏面の黒いコーティングが下からの照り返しを吸収し、まぶしさを軽減するというのもポイントです。ちなみに先端にループが施されていますが、こちらは乾かす際に活躍。吊るしても傘が開かず、場所を取らず濡れた傘を乾かすことができるんです。これってベランダで干すときに便利かも!
 
DATA
サイズ/折りたたみ時の長さ25cm、使用時の直径95cm
重さ/159g

傘袋の間口はスナップボタン付きで、かつ日傘がすっぽり収まるサイズ感なのも◎

スノーピークアンブレラUL ブラック Online Edition¥7,920(スノーピーク)

【スノーピーク】の日傘はしっかりした構造なのに超軽量!

「スノーピークアンブレラUL」の通常展開はグレーのみですが、オンライン限定カラーとしてシックなブラックが仲間入り。もちろん裏面もブラックなので優れた遮光効果も期待できます。さらにUVカット率と遮光率はともに99%以上を誇るので、日焼け対策としても熱中症対策としても十分な効果を発揮してくれるはず。
 
1本1本の骨が細いので強度が心配になるところですが、親骨は8本もあるので傘の仕組み自体は結構しっかりしています。これなら強めの風が吹いても案外大丈夫そう。傘って骨組みが多いほど重くなるのですが、重さ175gという軽量化を実現しているのもすごいと思いました。傘をずっと持っていると腕が疲れてしまう筆者でも、使用時のストレスは感じなかったです。
 
DATA
サイズ/折りたたみ時の長さ22cm、使用時の直径100cm
重さ/175g

骨の一部がクリアブラックになっていて、見た目にも軽快な印象を与えます

フォールディング アンブレラ クレイド¥3,300(スロウワー)

ちょっとした個性と優れた機能を両立!【スロウワー】

今回はかなりシンプルな日傘をピックしていますが、その中でデザイン性があるのがライフスタイル雑貨からアウトドア雑貨まで展開する【スロウワー】。キャンプのテントを彷彿させるフォルムとさりげないツートーンカラーによって、まわりと差がつくちょっとした個性を演出できちゃうんです。といっても、そこまで奇をてらったルックスではないのでご安心を。他の日傘同様、スタイリングを選ばず活躍します。
 
傘袋にバッグなどに装着できるカラビナ付きだったり、ボタンを押すだけでたたむことができたり、あると便利な機能が搭載されているのもこの日傘のイイところ。他に比べるとちょっと重いかもしれませんが、携行性より使い勝手を重視したいという人には刺さること請け合いです。あと、傘骨の先端部分を指すスポークはグラスファイバー製に。それによって曲がりやすくて折れにくくなっているので、風が強い日でも安心して使えるはずです。
 
DATA
サイズ/折りたたみ時の長さ27cm、使用時の直径98cm
重さ/310g

このボタンを押すだけで、一瞬にして傘をたためるんです

U.L.Raybrella¥3,960(エバニュー)

とにかく軽い日傘がお好みなら【エバニュー】がオススメ!

夏に必須のアイテムではありますが、日傘を使っていない人もまだまだいると思います。その理由を考えてみたのですが、きっとさす動作が面倒なのに加えて、ずっとさしていると腕が疲れるからのような気がするんです。ならば、日本発のアウトドアブランド【エバニュー】の日傘が最適。
 
この日傘の推しポイントは、今回紹介している中で圧倒的に軽くてコンパクトなこと。前モデルより16gも軽量化していて、その重さは驚異の124g! 筆者が普段買っている鶏のムネ肉や豚バラより軽い(笑)。これならずっとさしていてもストレスにならないし、バッグの中に入れておいても邪魔にならないですよね。さらに日常で使うことを想定しているため動作も簡素化させていて、ワンアクションで開閉できる構造を採用しているんです。価格も¥4,000以下とお手ごろなので、今年日傘デビューしたいという人は、ぜひこちらを!
 
DATA
サイズ/折りたたみ時の長さ21.5cm、使用時の直径86cm
重さ/124g

ワンアクションでここまでたためます。ちなみに開くのもかなり楽でした!

夏を乗り切るには、もはや日傘は欠かせないアイテム。さらにアウトドアブランドならではの機能も味方につければ、より快適に乗り切れるはずです。買い替えを検討している人も今年日傘デビューを考えている人も、ぜひこの記事を参考にしてみてください。全て晴雨兼用なのでヘビロテで活躍するはず!

text:KYOKO CHIKAMA

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