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24年前、日本中が熱狂した“輝く魂のロック” 聴く人の心を一つにする“人つなぎの大名曲”

  • 2025.5.17

「24年前の今頃、どんな曲が心を突き動かしていたか覚えてる?」

2001年、日本の音楽業界は新たな風を迎えようとしていた。その年、日本の音楽シーンで注目を集め、日本中を熱狂の渦に巻き込んだのは、ロックバンド・B'zの『ultra soul』だった。

力強いリズムと歌詞で、多くの人々を鼓舞し、エネルギーを与えたこの曲は、あっという間に日本中の音楽ファンの心を掴んだ。

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(C)SANKEI

“エネルギー”と“挑戦”の象徴

『ultra soul』は、その登場から瞬く間に日本の音楽シーンに欠かせない存在となった。“ロックアンセム”として、今も色あせることなく語り継がれる名曲だ。その力強さとエネルギーは、B'zのファンだけでなく、広く日本中の人々に深く根を下ろした。

その歌詞とメロディで、聴く人々に挑戦とエネルギーを注ぎ込んだ。「さあ、行こうぜ!」というメッセージは、まるで自分を鼓舞するかのような力強さを持ち、人生の壁にぶつかった時、聴くだけで前向きな気持ちにさせてくれた。「何かを成し遂げたい」「目の前の困難に挑戦したい」そんな気持ちを音楽で応援してくれる、まさに“応援歌”そのものだった。

実際、2001年からは世界水泳のテーマソングとしても幾度となく起用されている。スポーツの熱い瞬間とこの曲のエネルギーは、まさに相乗効果で、選手たちや観客たちの熱狂や盛り上がりをさらに加速させた。

『ultra soul』は、2000年代の“希望”や“挑戦”を象徴する、力強いメッセージそのものだったと言えよう。

聴く人の心を一つにする“人つなぎの大名曲”

そして『ultra soul』といえば何より思い浮かぶのは、各サビの最後にある「ウルトラソウル!」の歌詞の後に続く「Hi!」の掛け声だ。(「Hey!」派もいるようだが、公式的には「みなさんの気持ちの良い方で」ということらしい)どこからか「ウルトラソウル!」が聞こえてくると条件反射的に「Hi!」と叫んでしまう、という方も少なくないのではないだろうか。

そのくらい、この1フレーズには、聴く人々の心を一気に引き寄せ、共鳴させる“つながり”の力を秘めている。ライブ会場で何万人もの観客が一斉に声を上げるその瞬間、世代や立場を超えて人と人とが一つになる。『ultra soul』の認知度を高め、今に至るまで名曲たらしめている所以の一つだろう。

24年経っても色褪せない、輝く“魂のロック”

今や、B'zの代表曲の一つとなった『ultra soul』は、24年を経た今でも、その力強いメッセージとエネルギーを持ち続け、聴く人々に挑戦する前向きな気持ちを与え続けている。

“力強く生きること”の大切さを教えてくれる、そして元気づけられた人々を一つにする。そんな名曲であることに間違いない。

平成を駆け抜け、今なお日本の音楽シーンに深く根ざしている『ultra soul』は、B'zの音楽の中でも、時代を象徴する一曲として、永遠に輝き続けるだろう。


※この記事は執筆時点の情報です。