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「早くお披露目したい〜♪」自慢のマイホーム完成にうっとり♡さっそく引っ越し挨拶のためお隣へ向かうと…!?

  • 2025.4.18

専業主婦のハルミさんは、大手優良企業に勤務する夫と2歳の息子・コウキくんと3人暮らし。誰もが羨む「理想の家族」に優越感を感じるハルミさんでしたが、「あと必要なのはマイホームだなぁ……」と高級住宅地に念願の一軒家を購入したのですが……。

マイホームの相談をする業者の元を訪れたハルミさん夫婦。閑静な住宅地を提案され怯む夫でしたが、ハルミさんは「日当たりは大事でしょ!」「延床面積なんて後から変えられないんだよ!」など自分の理想を押し付けます。

業者にも推され納得した夫は、ハルミさんの理想が詰め込まれた注文住宅をオーダー。キッチンや外壁などグレードが高いものを選んだ結果、予算よりも800万オーバーに! それでもハルミさんは「大丈夫よね!」と余裕の笑みを浮かべるのでした。

ついにマイホーム完成!そのとき私は……

ついに理想のマイホームが完成し喜びを隠せないハルミさん。夫も息子のコウキくんも「やっぱり新居はいいな」「わーいおうちだー!」と嬉しそうな様子。新居を眺めながらハルミさんは「高い買い物だったけど」「やっぱり妥協しなくてよかった!」としみじみ思うのでした。そして「早く友達を呼んでお披露目したいわー」と見栄っ張りの気持ちがうずうずするのでした。

その後、引っ越しの挨拶をするためお隣さんへ。つい隣の家とわが家を比べてしまうハルミさん。インターホンを押し、現れたのは「高見さん」という上品そうな女性と賢そうな姉妹。高見さんは「この辺りは同じ年くらいの子どもがいる家庭が多いのでぜひ仲良くしてくださいね」と声をかけます。高見さんの優しい言葉にハルミさんは心を踊らせるのでした。

◇ ◇ ◇

妥協ゼロのマイホームが完成し舞い上がるハルミさん。こだわりを詰め込んだ新築戸建てに、つい自慢したくなる気持ちもわかります。しかし、マイホーム完成の喜びよりも自慢したい気持ちの方が強いように感じてしまいます。友人たちが嫌な思いをしない発言をして欲しいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 音坂ミミコ

ベビーカレンダー編集部

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