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【60代メイク】下地で仕上がりの6割は決まる!黒田啓蔵さん直伝・美肌を作る下地メソッド

  • 2025.4.18

ベースメイクの成否を分けるのは実は下地。だからこそラフに塗るのではなく、プロセスを踏んで細やかに仕上げましょう。そのポイントをヘア&メイクアップアーティストの黒田啓蔵さんに聞きました。「ツヤ肌」=ピンクの下地、「透明肌」=ラベンダーの下地、どちらもケア効果が高い、ツヤやかなテクスチャーのものを選んで。 >>

下地で仕上がりの6割は決まる!少量ずつしっかりフィットさせるのがコツ

下地の段階で肌をできるだけ底上げ。ツヤとハリのある理想の肌に近づけておいて、ファンデの量は減らすのが大人を美しく見せるベース作りのカギです。塗るときは、一気につけず、少しずつのばして密着させて。途中で量が足りないと思ったらつけ足しても OK です(黒田さん)

塗り方はピンクもラベンダーも同じ!

ツヤ肌作りには「ピンク」

ツヤやかな肌の持つ、いきいきとした印象を後押しするのがピンクの下地。めぐりが悪く、顔色がどんよりしがちな大人の肌に健康的な血色感をプラスし、華やかさも。

透明肌作りには「ラベンダー」

澄んだ印象の肌に仕上げるラベンダーの下地は、透明肌作りの味方。以前は色みの加減で年齢より上に見えがちなものもありましたが、最近のものは心配なし。安心してトライを。

下地を少量ずつしっかりフィットさせる仕上げ方

【1】顔にのせる前に、手の甲に取ってなじませます

全顔分で大きめパール大が適量。手の甲に取り、指でくるくる。テクスチャーがやわらかくなるので顔に塗りやすく、密着感もアップします。

くるくる

【2】最初にいちばんカバーしたい頰の上に置く

シミが目立つ頰のいちばん高いところに下地をのせ、指をくるくると動かしながら、外側に向けて、頰全体にやさしく広げます。目の下、あご、額へもくるくるとのばして。

【3】細かい部分はたたき込んできちんと定着させて

まぶたや口元、鼻には指に残ったものをたたき込みます。また、へこみが目立つこめかみにもたたき込むと、ふっくら見える効果が。顔の片側が仕上がったら、もう片側も同様に。

【4】首にも下地を。トーンアップしつつ顔とつなげる

顔とのつながりをよくするため下地は首にも。少量を手に取り、下から上方向にのばします。最後に指に残ったものを頰の高い箇所に重ねると、光が集まり、肌がよりツヤやかに。

撮影/人物_資人導〔SEPTEM〕 ヘア&メイク/黒田啓蔵〔Iris〕 スタイリスト/飯田聡子 モデル/橋本弘子 文/入江信子

※素敵なあの人2025年5月号「黒田流春肌に着替えるベースメイク術」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人 素敵なあの人編集部

「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」をテーマに、ファッション情報のほか、美容、健康、旅行、グルメなど60代女性に役立つ情報をお届けします!

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