「髪を染めるな」「メイクするな」縛られ続けた私。彼氏とサヨナラしたら…世界が変わった！？

私が過去に交際していた男性は、私の外見にとてもうるさく言う人でした。最初は彼が好きな気持ちがあり、彼の言葉に従っていた私。けれど次第にこれは普通ではないこと、私は束縛されているということに気づき……。

別れたあと…彼からは衝撃のDMが？

私が過去に交際していた男性のお話です。元カレは私に自分の価値観を押し付ける人で、「ケバいからメイクはするな。すっぴんが一番いい」「服はシンプルな物にしろ」「髪はストレートでロングヘア。絶対に染めるな」と、私の外見に対してとてもうるさく言う人でした。最初こそ、「彼が言うなら」という思いがあり、彼の言葉に従っていた私。童顔だった私がすっぴんでシンプルな服装、黒髪……と、当時のことを思い出すと年齢にそぐわない姿だったと思います。

そのことを友人に相談すると、「自分の価値観を押し付けるなんておかしい」「自分のことなんだから自分が好きに決めていい」という言葉が。外見以外にも、行動も制限されることが多く、私は束縛されていること、彼がいわゆる「モラハラ」だということに、このとき気づいたのです。

そして私は彼に別れを告げました。きれいに別れることができ、別れたあとはメイクもファッションも髪型も自分の好きなスタイルを楽しむように。もともとカッコいいスタイルが好きだったため、ハンサムショートにして髪を染め、服もメイクもカッコいい感じのものに。自分らしくいられたからか、気分も明るくなり、何より自分自身を大切にできるようになったと感じました。

自分の写真をSNSに投稿していたところ、なんと元カレから「変わったね。男みたいで変」と突然DMが。今さらすぎるメッセージに思わず笑ってしまいました。さらに「前のほうが良かった……そんな格好しているのは、俺のせいだよな」などと言われ、ヨリを戻したいというメッセージが続いたので、私は迷わず彼のSNSアカウントをブロック。きっと彼は、何でも言うことを聞く存在がいなくなり寂しいのでしょう。私は誰のものでもありません。彼から縛られていたぶん、これからはもっと自分の人生を楽しんでいこうと心に決めた瞬間でした。

著者：松田美琴／20代女性・フリーター。趣味のイラストを描きながらのんびり暮らしてます。
イラスト：Ru

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年12月）

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ベビーカレンダー編集部／ムーンカレンダー編集室