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【小一の壁】敏感な子の学校行き渋り。わが家の対処法と子どもとの向き合い方 | HugMug

  • 2025.4.16
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こんにちは!フレンズの繭です(*^^*)
あっという間に4月がスタートしましたね!
我が家も去年の今頃は長男の小学校入学で、てんやわんやしておりました。
やっぱり小学校入学はパパママにとっても不安がチラつきますよね( ; ; )
よく言う、時間的な小一の壁ではないのですが、我が家の長男も壁にガッツリとぶつかったタイプですので
(今年2年生となりましたが、まだ壁は正直、立ちはだかってます笑)
少しでも皆さまの不安な気持ちに寄り添えたらなと思い、今回は小一の壁エピソードと題しましてめずらしく大まじめに、そして赤裸々に綴らせていただきます(笑)

我が家の敏感くん

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長男のかんちゃんの事を少しお伝えさせてください(*^^*)
彼はどちらかと言うと、やんちゃタイプの男の子で、楽しい空気には吸い寄せられるように入っていきテンションが上がりすぎて、手がつけられなくなってしまう事もしばしば(^_^;)笑
でも本当はとても臆病で心配性。
環境の変化にはかなり敏感で情緒不安定になってしまう事もあるくらいの子です。
元々、自閉スペクトラム症(ASD)の気質も持っているので、保育園時代には療育にもお世話になり、色々な方たちとの関わりのお陰でその都度、不安を拭いながら歩んできました。

色々あった。入学前の不安な気持ち。

彼の中で、大きな症状として現れたのが、年長さんの冬に保育園に全く通えなくなってしまった事がありました。
理由として明確な物事があった訳では無いのですが、とにかく母から離れる事に極端な不安を感じるようになってしまい、症状は次第に悪化し、家の中でも私から離れれず、少し姿が見えないと泣きながら探し回り、夜寝る時も、「誰か怖い人が来たらどうしよう」など、想像で自ら不安を煽る様な言動もありました。

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でも、それももしかしたら就学に向けての不安な気持ちの現れだったのでは?と。
その頃から保育園や家の中でも少しずつ学校を意識させる様な動きが始まっていて、もちろんプレッシャーを与える様な言葉がけをしていた訳では無いのですが、人よりも敏感な故、周りの子達よりも深い所で『小学校』と言うまだ見ぬ大きな壁に直面してしまったのかな?
〝ワクワク楽しみ〟より〝ドキドキ不安〟のが大きくなってしまったようでした。
1ヶ月半くらいお休みは続き、正直私のメンタルもかなりやられましたが…(^_^;)
終わりが来ることを信じ、職場への同伴出勤もさせてもらい、皆さまのお力を借りながら母子の愛着関係をとことん意識し、常に『大丈夫』と言う安心をなるべく与える生活を続けていたら、次第に元の姿に戻り、私から離れ保育園にもまた笑顔で通える様になりました。
と、そんな様子が就学前に垣間見れたので、正直学校にも行けなくなってしまうかも?と覚悟はある程度していました。

小学校生活は初めてのことだらけ!勉強よりも大切なこと

無事入学も終え、保育園や習い事で一緒のお友達もたくさんいる学校なので、安心もありましたが、当時まだ字が上手に書けない事にとても不安を感じていて…。
でも練習を家ですると、納得いく様に書けずイライラして発狂し、消しゴムで消しながら紙がぐちゃぐちゃに…。
そんな事もしょっちゅうでした(笑)
まだ出来なくても大して悩むことじゃない。と大人は思うのですが、本人は自分が納得出来ないことが常に苦しそうでした。

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彼の不安はどこから来るのかな?何をするにも初めての事だらけ。見通しが立たない事が不安にさせるんですよね。
でも、それの解決法は経験値しかない。
日々過ごしていく中で、生活に慣れながら、良い塩梅を自分なりに見つけていくしかないから…。
これから多くの『初めて』と向き合い、その度に出来ない自分と出来る子を比べ不安に思ったり。他にも出来ない子がいるから安心したり。
そんな事の繰り返しの中、彼らは小さな身体と脳みそをフル回転させながら、毎日学校と言う社会の中で戦っているんですよね。

親もどんな日々となるのか見通しが立たないから同じ様に不安で、その気持ちが細胞レベルで子供に伝わってしまっていたり。

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もちろん学校生活の中で楽しいと思える時間も沢山あるし、何よりお友達と過ごす事はとても楽しそうなので、その気持ちを摘み取らないように(*^^*)
私たち夫婦としては彼が楽しい気持ちで学校に行く事が大前提でお勉強は二の次に〜。
そんなスタンスで常にいます!

登校も、宿題も自分で選択する力を育てる!

そんなこんなで小一の彼らは毎日、学校で過ごすだけでとってもお疲れ。
なので早く寝ても朝は全然起きれず、行きたくないと言う日も我が家はたくさんでした。(今もですがww)
理由は様々ですが苦手な授業だったり、気持ちがのらなかったり。
引きずってでも行かせる事だってやろうと思えばできますが、きっとその無理矢理の積み重ねが、過去の行き渋りに繋がってしまう気がして、我が家では本人に休む事も選択させています。
もちろん休む事での代償も話し合っています。それも承知で休むならという感じです。
特に1年生の夏休み前までは、無理をさせる事は極力減らしてあげて、なるべく心が軽く保てるように親も意識していました。
過保護に思われてしまうかもしれませんが、人よりもパンクしやすいタイプの子は二次障害がとっても危険なので、それだけは避けたく一学期だけでもそれなりにお休みをさせていました(^_^;)

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でも、その効果もあってか何日も続けて休む訳ではなく、いっぱいいっぱいになって来ると自分でガス抜きをする様な感じでお休みを挟み、また次の日からは元気に登校。
そんなこんなで、常に彼の中に〝見えない壁〟は存在していますが、自分なりに回避しながら、ここまで全く行けなくなってしまう事はなく2年生になれました。今、毎日行く事も大切ですが、長い目で見て最終的にしっかりと学校に行けていれば良いかな?そんな感じでいます。送り迎えに関しても入学式から2年生になった今も我が家は続いています。
道も分かりやすく学校までもとても近いのですが(笑)
どうしても1人で行くのは不安との事で、本人が望むまでは辛抱強く付き合っています。
そして、今までは校門まで送っていましたが2年生になり「近くの公園でバイバイで大丈夫」と自分で決め、この春からは少しだけ成長を見せてくれました(*^^*)

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宿題だって1年生でもたくさん出るんですよね。習いごとをたくさんやっている子も多いと思いますが、本当に子供たち忙しいなぁと(汗)
なので、頭ごなしに「宿題やったの?音読早くやらなきゃ!」と急かすよりは、
「やりたくないならやらないで出せば?カカが学校行く訳じゃないし」
とそんな感じで冷たい気もしますがw
やるもやらないも本人の判断に委ねると、自分で考えるようにもなり、やらないで行く事に後ろめたさも感じるようになり、基本的に今はやる事が習慣となっています。

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子育てには答えがないから親も不安で確約が欲しい。
行かないと行けなくなってしまうのでは?
皆がやるべき事はやらせないといけないのでは?
私もそのような考えがゼロな訳ではありませんでした。
学校は必ず行く場所だから休むなんて有り得ない。正直、私はそんな家庭で育ち、その枠からたまたまはみ出さずにやってこれたタイプの人間でした。
でもみんなが皆そうでは無いし、我が子のように色々とハードルが高く感じる子もいれば、それこそ学校が楽しみで楽しみで♡少しお兄さんお姉さんになれた気持ちで1人で行きたい子だってたくさんいます(*^^*)
ただ、親が思っているよりも子供たちは日々集団生活をするだけでも頑張っていて、疲れています。
だから、親が知らず知らずのうちにプレッシャーをかけないように、あっけらかんとして、たくさん愛を伝えスキンシップをして♡当たり前だけど、そんな事が大事なのかなぁと。
そしていざと言う時の我が子のサインを見逃さないように、心の声に寄り添える母で常々いたいと思っています。
なかなかそんな綺麗事ばかりでは済まされないのが日常ですが(笑)

お子様を持つ親御さん必見!おすすめ映画

小学校~それは小さな社会~

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去年の年末に公開されたドキュメンタリー映画で都内の小学校に1年間密着。
リアルな小学校の現状が描かれている作品となっています。
我が家も夫婦で拝見しましたが、とてもとても学びがあり、胸が熱くなるシーンもたくさん。もう涙無しでは観れませんでした。
また日本の教育現場に疑問も感じたり…。
だけどその中で一生懸命に向き合ってくれる先生達がいて……。もちろん色々な先生がいるとは思いますが、感謝だなぁと。
彼等は小学校と言う小さな社会の中で6年と言う歳月をかけて子供から大人への階段を着実に登っているんだと改めて実感しました。当たり前の様に学校に行く姿の中には、たくさんのドラマがあって、親の知らない感情をたくさん抱きながら頑張り、成長しているんだなぁと。
そう思ったら、もう私たちは彼らの安心できる居場所を奪わないように、お家はゆっくりダラダラできる場所として♡
それくらいの気持ちでいる事も大切なのかもしれないなと。改めて気づかせてくれる映画でした。なんだか、とても語ってしまってすみませーん(>_<)
ただ我が家の場合は、こんな感じで人よりもちょっとだけ敏感な男の子なもんで。笑
だけど、なんやかんやで学校楽しんで行ってくれてます。
お勉強は相変わらず嫌いですが〜(笑)
もしも、お子様が少し後ろ向きな気持ちになっているのであれば、こんなおうちもあるんだなぁーと思い出してもらえたら幸いです*最後までお付き合いいただきありがとうございました(*^^*)

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