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高橋一生&飯豊まりえが夫婦で初の公の場、“懺悔したいこと”も一致<岸辺露伴は動かない 懺悔室>

  • 2025.4.15
「岸辺露伴は動かない 懺悔室」完成報告イベントより 撮影:田中隆信

【写真】結婚後、初めて夫婦そろって公の場に登場した高橋一生と飯豊まりえ

高橋一生と飯豊まりえが映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」の完成報告イベントに、玉城ティナ、大東駿介、井浦新、渡辺一貴監督と共に登壇した。

高橋一生「僕らが見た感想はですね、『本当に素晴らしい』」

高橋と飯豊は2024年5月16日に結婚を発表。結婚後、夫婦そろって公の場に登場するのは今回が初となり、高橋は黒いスーツで、飯豊はピンクのドレスで登場した。

高橋が演じるのは、人の心や記憶を本にして読み、さらに命令を書き込むこともできる「ヘブンズ・ドアー」という特殊な能力を持つ主人公の漫画家・岸辺露伴。「ようやく完成いたしました。5年間の月日を経て、『岸辺露伴は動かない』の原作の最初の話である『懺悔室』を映像化したこと、そして僕らが見た感想はですね、『本当に素晴らしい』。ひと月の間、イタリアのベネチアで撮影をさせていただいて、これほどまでに『ジョジョ』の世界、『岸辺露伴』の世界に溶け込んでいるような迷宮のような景色と、キャストさん、スタッフさんが作り上げたこの作品の世界観みたいなものが、しっかりと融合して一つの大きな作品になっていること、喜ばしく思っております」と、完成した喜びを伝えた。

一方、集明社に勤める“露伴”の担当編集者・泉京香役の飯豊は「ついに『岸辺露伴は動かない』の原点である『懺悔室』の実写化をさせていただきました。本当に素晴らしい映画になっていると思いますので、多くの方に見ていただきたいです」と呼びかけた。

さらに「懺悔室」の実写化について、高橋は「2020年から実写のシリーズをやらせていただいてますが、最初に『懺悔室』をやっていたら、もしかしたらここまで多くの反響を得られなかったんじゃないかなと思いました。これだけ実写の露伴の作品を愛してくださる方が増えて、その土壌ができたからこそ、ようやく手を伸ばすことができたと思うので、満を持してこのステージに来てしまったかという感覚なので、身が引き締まる思いではありました」と持論を語った。

飯豊は「ほとんど一生さんがおっしゃってくださったんですけど、ついに来たかっていうふうに思いました」と「懺悔室」実写化が決まった時の心境を吐露。

そして、「私個人としては、泉くんがどうやって絡んでいくんだろうと思いました。泉京香は“富豪村”にしか出てこないキャラクターなので、どういうふうに露伴先生と一緒に『懺悔室』の世界に入っていくのかなって思ったんですけど、(脚本家の)小林靖子さんのおかげでちゃんと出れました(笑)」と喜び、笑顔を見せた。

「岸辺露伴は動かない 懺悔室」完成報告イベントより 撮影:田中隆信

高橋一生が懺悔「わがままばかり言って…それは申し訳なかったかなと思います」

「懺悔室」にちなんで「懺悔したいこと」を発表。高橋は「この5年通してどれだけピアスを落としたか分からないですね。そのたびにスタイリストの羽石(輝)が探し回るわけです。5年間、ピアスを無くして、寒いとか、暑いとか、わがままばかり言って…それは申し訳なかったかなと思います」と神妙な面持ちで小声で懺悔。

「今回のベネチアでも落としましたか?」とMCに聞かれると、「落としました」と即答。「落としましたし、探しました。一時は水路に落ちたんじゃないかというところまでいったんですけど、羽石くん、さすがだな。拾ってくれて、『スペアも用意してます』って5つくらい小さいタッパーの中に入れてくれてて、『準備してますから!』って。心強いと思いましたけど、申し訳なかったなって思っています」と反省した。

その流れで飯豊も「私もなんですけど、ピアスを落としちゃってごめんなさい」と、高橋と同じく“ピアス紛失”を懺悔。「結婚式のシーンがあって、それが2日間行われたんですね。同じ場所で同じ衣装だったんです。船に乗ってスタンバイ場所に帰るんですけど、大東さんがクランクアップしたので『ありがとうございました!』って楽しくお話していたら、落ちちゃってたのに気付いたんです。イヤリング自体はあるんですけど、イヤリングについていた黒い石の部分だけが落ちちゃって。次の日、探したけどなかったんです。でも、たまたまなんですけどミラクルが起きて! メークさんのバッグに同じような黒いボタンが付いていたんです。それがちょうどフィットしたので、スタイリストの羽石さんがペンチでちぎって装着してくれて、何事もなかったかのように撮影ができました。本当に羽石さん、ごめんなさい」と改めて懺悔した。

「岸辺露伴は動かない」は、荒木飛呂彦の人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれたスピンオフシリーズで、2020年12月に実写ドラマ化。2021年12月に第2期、2022年12月に第3期が放送され、2023年5月には映画版第1弾「岸辺露伴 ルーブルへ行く」が公開された。そして、今作では邦画初となる全編イタリア・ベネチアでのロケを行い、「岸辺露伴は動かない」の原点とも言える「懺悔室」を映像化した。

映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」は5月23日(金)より全国公開。

◆取材・文=田中隆信

「岸辺露伴は動かない 懺悔室」完成報告イベントに登壇した渡辺一貴監督、大東駿介、飯豊まりえ、高橋一生、玉城ティナ、井浦新 撮影:田中隆信
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