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永野芽郁が学生時代の思い出を回顧「窓からお見送りしてくれた光景をいまだにずっと覚えている」

  • 2025.4.15
イベントに登場した永野芽郁 撮影:原田健

【写真】春らしく薄手の淡いピンクのノースリーブワンピースで登場した永野芽郁

永野芽郁が4月15日、都内で開催された映画「かくかくしかじか」学校プレミアイベントに、大泉洋、見上愛、畑芽育、鈴木仁、森愁斗、関和亮監督と共に登壇。サウンドバイツやファンサービス、トークセッションなどを行った。

高校生の歓声に永野芽郁「一瞬で眠気が覚めた(笑)」

高校でのレッドカーペットイベントということで、登場するや否や会場が割れんばかりの歓声に迎えられた永野は「本当に皆さん元気で、朝ちょっと眠かったんですけど一瞬で眠気覚めましたよ(笑)。うれしいです。ありがとう!」とにっこり。

また、映画「こんにちは、母さん」(2023年)で親子を演じて以来となる大泉との共演について、永野は「前回親子役でご一緒させていただいた時は、(撮影は)日数自体はそんなになかったんですよ。でも、今回はがっつりご一緒して、心強いし、面白いし、楽しいし、おいしいご飯に連れて行ってくれるし。もう最高でした!」と明かし、「(撮影)現場から2時間かかるお鍋屋さんに連れて行ってもらいました」と裏話を披露。

すると、大泉が「この物語は宮崎が舞台なんですけど、鹿児島に飯食いに行きまして。往復4時間。『よく付き合ってくれたな』と思って(笑)。私は一人でも行くつもりでいたものですから、『どうかな?』と言ったら、『行きたいですぅ』って言うから」と永野の声まねで補足して会場を沸かせた。

映画「かくかくしかじか」場面写真 (C)東村アキコ/集英社 (C)2025 映画「かくかくしかじか」製作委員会

大泉洋が役者・永野芽郁を絶賛

一方、大泉は永野との共演について「この間は娘役で、どっちかといえば気の弱いお父さんだったのですが、今回は立場の全然違う“厳しい恩師”ということで、日数も多いし、濃密な絡みがいっぱいあって、改めて永野芽郁という役者のすごさを目の当たりにしました。共演していても、油断すると観客になってしまうというか、『うわぁ、すごいなこの人…』って思ってしまう時があるので、気合を入れて日高先生になっていないと飲み込まれるという、そういう迫力に満ちた演技でした」と演技を絶賛。大泉の言葉に、永野は恐縮しきりだった。

そんな中、登壇者が高校時代の思い出を語る一幕も。永野は「高校に通っていた時に“朝ドラ”を撮っていたんですけど、(学校に)なかなか行けなくなって、『ちょっと全日で通うのは難しいかもしれない』ってなった時に、最後の日に仲良い友達がみんな寄せ書きをくれて、窓からお見送りしてくれた光景をいまだにずっと覚えていて、『学生のころにできる友達って、本当に大事なんだな』って思ったことを覚えています」と打ち明けた。

◆取材・文=原田健

映画「かくかくしかじか」場面写真 (C)東村アキコ/集英社 (C)2025 映画「かくかくしかじか」製作委員会

漫画家・東村アキコの自伝漫画を映画化

同作は、漫画家・東村アキコが初めて自身の半生を描いた同名自伝漫画を映画化したもので、主人公が故郷の宮崎で出会った強烈な絵画教師との出会いと別れを赤裸々につづった、笑いと涙にあふれた9年間を描く。

漫画家になるという夢を持つ、ぐうたら高校生・明子(永野)。人気漫画家を目指していく彼女にはスパルタ絵画教師・日高先生(大泉)との戦いと青春の記録があった。先生が望んだ2人の未来、明子がついた許されないうそ。ずっと描くことができなかった9年間の日々が明かされる――。

映画「かくかくしかじか」は5月16日(金)公開。

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