ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地ドジャースタジアムでのロッキーズ戦に「1番DH」で先発出場。3回裏の第2打席に今季5号本塁打を放った。MLB公式のサラ・ラングス記者は、大谷が記録した打球速度にまつわるメジャートップの記録に注目している。
■「112マイル以上」の本塁打を記録
前日の試合では5打数無安打と快音なし。5試合アーチから遠ざかっていた大谷が、序盤から好打を連発。久々の豪快な一打で打線をけん引した。
ドジャース2点リードので迎えた、3回裏の第2打席。無死走者なしで大谷は、相手先発アントニオ・センザテラ投手の6球目外角フォーシームを豪快に捉えると、打球は速度112.0マイル(約180.2キロ)で中堅バックスクリーンへ。打った瞬間スタンドインを確信する、飛距離408フィート(約124.3キロ)の一発がスタンドへ飛び込んだ。
ラングス記者のXによると、大谷は「2023年から112マイル以上の本塁打を33本放っており、この期間の誰よりも2本多い」メジャートップの記録になるとのこと。豪快アーチが代名詞の大谷に相応しい一打だったことを明かした。
大谷は第4打席に内野安打を放ち、こちらも6試合ぶりとなる猛打賞をマーク。この日は5打数3安打1打点の活躍で、打撃復調の兆しを見せている。