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夜のストレッチ、朝のラジオ体操。ダイエット中に試すべきは?

  • 2025.4.15
痩せるのはどっち? (C)ここ/KADOKAWA

ダイエットを阻む原因は、忙しさだった!?

ダイエット成功の鉄則は規則正しい生活であるとわかっていても、忙しいとそのリズムが崩れがち。そんなお悩みを解決してくれるのは、数々のダイエットを試すもリバウンドを繰り返してきた経験を持つここさんです。

現在パーソナルジムを経営しているここさんが教えてくれるのは、食事や運動の「ここだけやればOK」というポイント。ダイエット中に選ぶべき食材や、やるべき運動方法を伝授してくれます。ぜひ、参考にしてみてください!

※本記事はここ著の書籍『食事も運動も、パッと見だけでさくっとわかる! 忙しくても絶対痩せる!直感ダイエット』から一部抜粋・編集しました。

どっちが正解? Q 夜のストレッチと朝のラジオ体操、痩せるのはどっち?

どっちもダイエットに良さそうだけど…?

子供の頃によくやったラジオ体操と、体が柔らかくなりそうなストレッチ。どちらも手軽にできるイメージがありますよね。やることで痩せやすくなるなら気になりますが、果たしてどちらが効果的なのでしょうか?

■朝のラジオ体操

朝から運動するとなんだか痩せそう!

朝のラジオ体操 (C)ここ/KADOKAWA

■夜のストレッチ

ストレッチで脂肪が燃焼する?

夜のストレッチ (C)ここ/KADOKAWA

ここ’s advice

「え、どっちもいいんじゃないの?」と思った方もいらっしゃると思います。ここで知っておいてほしいのは両者の体の使い方の違いです!

どっちも正解 A 夜のストレッチも朝のラジオ体操もどちらも痩せる!でも、「効き方」が違います!

夜のストレッチと朝のラジオ体操、どちらが痩せやすいかについてはドロー(引き分け)です。そんなのアリ!?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそれぞれ違う役割と効果があるので、ここできちんと説明させてください。

まず、両方とも痩せる体づくりには効果的です。夜に行うストレッチは「静的ストレッチ」が中心。これは筋肉をゆっくり伸ばしてリラックスさせる方法で、ひとつの姿勢を30秒くらいキープして柔軟性を高めます。一般的にみなさんが想像するストレッチは、ほぼ静的ストレッチです。

柔軟性のアップだけでなく、副交感神経を優位にして睡眠の質を向上させてくれるのですが、これがダイエットにはとても重要。良質な睡眠はホルモンバランスを整えて、脂肪燃焼に関わる成長ホルモンの分泌をサポートします。そして、寝る前にストレッチをすることで筋肉の緊張がほぐれ、血流が改善。その日の疲れやむくみを軽減して体の回復を助けるので、次の日にしっかり動けます。

では朝のラジオ体操はどうかというと、こちらは「動的ストレッチ」が中心になります。動的ストレッチとは、筋肉や関節を動かしながら柔軟性を高め、心拍数を上げる軽い運動のこと。体をひねったり、足を蹴り上げたり、手足を動かすなどの動きを伴います。代謝を高めて体を活動モードにしてくれるので、朝にラジオ体操をすると血流が促進されて、その日のエネルギー消費が上がります。

静的ストレッチの夜のストレッチと、動的ストレッチの朝のラジオ体操。それぞれ異なる役割があり、どちらも痩せやすい体づくりに必要なもの。例えばストレッチは「毎日寝る前にやるぞ!」というふう

に決めておくと習慣化しやすくてオススメです。朝のラジオ体操も毎日できるといいですが、週3~5日続けるだけでもダイエット効果が期待できるので、目的やライフスタイルに合わせて取り入れてみてください!

※本記事では著者の過去の経験から、ダイエットに役立つであろう知識を紹介しています。

※カロリーや栄養素の質量はあくまでも一例です。製品によっては当てはまらない場合がある点、ご了承ください。また、持病のある方にとっては不向きであったり、オススメできなかったりする場合があります。医師や管理栄養士などの専門家に相談の上、実践してください。

著=ここ/『食事も運動も、パッと見だけでさくっとわかる! 忙しくても絶対痩せる!直感ダイエット』

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