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なにわ男子・長尾謙杜、映画館で“お忍び”鑑賞し観客の反応を観察「ここにいるんだけどな~って」<おいしくて泣くとき>

  • 2025.4.15
お忍びで映画館に行ったという秘密を明かした長尾謙杜 撮影:田中隆信

【写真】映画のストーリーにちなんでクローバーの柄のドレスで登壇した當真あみ

なにわ男子の長尾謙杜と當真あみが、4月14日に都内で行われた映画「おいしくて泣くとき」の大ヒット御礼舞台あいさつに横尾初喜監督と共に登壇した。

長尾謙杜「『お前、芝居うまいなぁ』って普通の感想をもらいました(笑)」

本作は、作家・森沢明夫が“人を純粋に思う優しさ”を真っすぐに描いた小説「おいしくて泣くとき」を実写映画化したもので、主人公・心也を長尾が、ヒロイン・夕花を當真が演じている。

公開から10日がたち、周囲の反響を聞かれると、長尾は「友達からも『見たよ』っていうメッセージを送ってくれました。『お前、芝居うまいなぁ』っていう普通の感想をもらいました(笑)。あとはSNSでハッシュタグを付けて感想を書いてくださっているのを見ていますし、すごくうれしいです」と回答。

當真も「沖縄に住んでる友達から連絡が来ました。公開初日の舞台あいさつのライブビューイングを見に行ってくれたみたいで、すっごい長文の感想と昔の写真を送ってくれて『こういうふうに活躍しているのすごいなぁ』って言ってくれて、それがうれしかったです」と、こちらも友人からメッセージが届いたことを語った。

主人公・心也を演じた長尾謙杜とヒロイン・夕花を演じた當真あみ 撮影:田中隆信

當真あみが一番泣いたのは「心也くんとお父さんのシーン」

また、映画を見た人から寄せられた感想コメントが書かれた壇上のパネルを見た長尾は「『涙腺鉄壁の私が、終わって立てないほど涙を流した映画』っていうのがありますけど、涙腺鉄壁って初めて聞きました(笑)。面白いですね」と気に入ったコメントをピックアップして読み上げる。

當真は「心也と心也のお父さんの関係がとても好き」というコメントを見て、「私も完成した作品を見て、心也くんとお父さんのシーンは一番泣いたところだったのですごく共感できます」と選んだ理由を明かした。

それを聞いた長尾は、父親役の安田顕との撮影を「撮影でご一緒させていただいたのは3日間ぐらいで、短い時間ではあったんですけど、しっかりと現場に入ってきた時から“お父さん”として現場にいてくださって。どっしりと堂々とされていたので、本当に頼れる先輩であり、お父さんだなって感じました。撮影中も、撮影のない時も頼らせていただいて、引っ張っていただきました」と振り返った。

パネルの感想コメントの中から気になったものを選ぶ當真あみ 撮影:田中隆信

初主演映画を劇場に見に行った長尾「いい思い出になりました」

突然訪れた“別れ”があって、30年の年月を経て夕花の秘密が明かされるという本作のストーリーにちなんで、キャスト陣に「今だから言える秘密」という質問が。

當真は「夕花と心也が離れ離れになるシーンの撮影の時に、感情を作るのにすごく時間がかかってしまって。朝から始まったんですけど、全然泣けないという状況になっちゃって、すごくたくさん時間を使ってくださって、お昼ご飯を一回挟んでリフレッシュして、その後やっと撮れまして。その時に『夕花!』って叫んでくださる芝居をずっとやってくださってて、すごく助けていただきました」と、苦労した撮影について言及。

また、そのシーンで叫び続けた長尾の喉を気遣う當間に、長尾は「全然です。普段から声大きいので大丈夫です(笑)」と笑顔で返した。

映画「おいしくて泣くとき」大ヒット御礼舞台あいさつより 撮影:田中隆信

同じく「今だから言える秘密」を聞かれた長尾は「実は、空飛べます!」と答えて会場を沸かせ、「というのは置いといて」と言い、「この作品、自分の初主演映画なので見に行ったんです、一人で。これ、秘密にしててまだ言ったことなかったんですけど」と、劇場にお忍びで見に行ったと告白。

「前方の方に、たぶん僕のファンであろう方が座っていて、たぶん4つ隣の席にもファンであろう方が座られていて。泣いてくださってたんですけど、『隣に俺いるよ』と思いながら見てました。僕は映画を初号(試写)から見てるので、映画を見つつもお客さんの反応を見て楽しませていただきました」と、鑑賞中の人たちの様子をこっそり観察していたと明かす。

お客さんには最後までバレなかったようだが、「バレなかったんですけど『俺、ここにいるんだけどなぁ』って思いながら」と少し残念そうな表情を見せ、「いい思い出になりました」と笑顔も見せた。

最後に、當真は「2回以上見てくださった方が多くて、すごくうれしさと驚きが入り混じっていますし、何回も見ていただけるような愛される作品なんだなって胸がいっぱいです。見どころがたくさんある作品なので、何回でも見ていただけたらうれしいです」とコメント。

長尾は「皆さんがいろんな感想を書いてくれたりしているのを見て、すごくうれしい気持ちになっています。人と人を思う気持ちもこの映画で表現しているので、何回も見ていただけたらうれしいのでこれからもよろしくお願いします」というメッセージを伝え、舞台あいさつを締めくくった。

◆取材・文=田中隆信

舞台あいさつに登壇した横尾初喜監督、長尾謙杜、當真あみ(写真左より) 撮影:田中隆信
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