Text by 井上大輔(編集部)
ポーランドの名門レギア・ワルシャワでプレーする森下龍矢。
現地で『魔改造』されると、数多くのポジションで起用されており、今季はゴールとアシストがともに二桁を記録するなど活躍している。本人も「日本人よりもポーランド人と感じることもある」と語るほど現地に馴染んでいる。
その森下は13日に行われたヤギェロニャ・ビャウィストク戦にフル出場したものの、ホームで0-1の敗戦を喫した。
『Przegląd Sportowy Onet』によれば、試合後の森下は「あんたは人種差別主義者だ!敬意を払っていない。日本人をリスペクトしていない」と審判に激怒していたという。
「常に笑顔を絶やさない森下だが、我慢の限界に達した」とも伝えられている。
森下は英語で叫んでいたそうで、アシスタントコーチが審判から引き離し、審判はこの発言に対するペナルティは科さなかったそう。
レギアはこの試合でゴールを取り消されており、監督が選手たちをピッチから引き上げさせようとしていたとも伝えられており、感情的になっていたのだろうか。
明治大学卒の森下は2023年に日本代表にデビューしたものの、昨年1月以降は招集されていない。