“総額500万円”自腹で作られた「SASUKE」を完全再現した千葉にある施設を『ななにー』が取材。その完成度の高さに出演者に衝撃が走った。
【映像】かかった費用は500万円!自腹で作られたSASUKE再現施設
ABEMAにて4月13日に放送された『ななにー 地下ABEMA』#68では、「カワイイけれど強い!最強女子!強いけど私たち生きるの大変なんですSP!」と題した企画が展開。SNSなどでも話題となっている、日本一の称号を持つ最強女子4名がスタジオに登場した。
女性版SASUKE「KUNOICHI」王者の大嶋あやの(30歳)さんは、世界的アスリートと競い合った上で、優勝を果たした運動神経最強女子だ。
小学6年生で「SASUKE」出場を決意した大嶋さん。しかし、番組出場を果たすためには「倍率250倍!書類審査」「地獄の実技テスト」「練習場がない」という越えなければいけない3つの壁が待ち受けていた。
大嶋さんは「『応募してみよう』と思ったら最初は書類審査で落ちちゃって」と話しつつ、「どうしたら受かるのかなと思った結果、“まだ日本で女の人で自宅にセットを作っている人はいないよな”と思って、3cmの突起にぶら下がるエリア(クリフハンガー)を部屋に作ったんです」とオーディションに合格するための涙ぐましい努力を明かした。その動画が番組スタッフの目に留まり、250倍の書類審査を突破した。
ただ、本番のセットにはぶっつけで挑むことになり、事前には触れることすら許されない。そのため、トレーニングを積むことは不可能だという。そこで、大嶋さんは千葉にある“SASUKEの聖地”と呼ばれる施設を訪れたそうだ。
その施設は千葉・九十九里浜にあるという。スタッフが現地に向かうとそこには「SASUKE」で見たことがある器具がズラリ並んでいた。なんと「SASUKE」と「KUNOICHI」の18個のセットが完全再現されているのだという。
この施設は「SASUKE」常連の内宮修造さんの手作り。スタッフが「どうしてこれを作ったんですか?」と聞くと、内宮さんは「純粋に『SASUKE』が好きで、200坪の土地を探して、購入するところから始めました」と明かした。制作期間は1年半で、内宮さんは「仕事が建設系なので、建設の技術とノウハウを詰め込んで作りました」と語った。
制作費は総額500万円だったという。土日は使用料無料で約6時間使い放題とのこと。そんな中で、大嶋さんは「(『SASUKE』の)本番に出ていて、内宮くんと仲良くなって使わせてもらった」と使用する条件を話していた。