れおぱさんの友人・サキさんと、娘・みくちゃんのお話です。みくちゃんは幼稚園のバッグに、サキさん手作りのキーホルダーをつけていましたが、ある日なくしてしまいます。園でも探してもらうことになりましたが、どうやらキーホルダーがなくなったのはみくちゃんだけではないようで……。数日後、サキさんが幼稚園のお迎えに行くと、キーホルダーを巡って風磨くんとスバルくんが言い争っていました。スバルくんは風磨くんがつけているキーホルダーは自分のものだと主張。しかし、風磨くんママから「風磨のなの」とはっきり言われ、しぶしぶ引き下がりました。さらに別の日、今度は直人くんと言い争いになった風磨くん。直人くんはキーホルダーについていた傷から自分のものだと主張します。しかし、風磨くんのママは言葉巧みに反論。そそくさと帰ろうとする風磨くん親子をスバルくんのママが呼びとめて……。
どこで?キーホルダーの購入場所を聞くと…
「そのキーホルダー、どこで買いました?」と風磨くんママに質問するスバルくんママ。風磨くんママは「多分ショッピングモールで買った」と曖昧な返事をします。
「それ、本当ですか?」
スバルくんママの返答にうろたえる風磨くんママ。実は、キーホルダーは映画の入場特典でしかもらえないものだったのです。風磨くんに聞くと、映画は見てないとのこと。さらに詳しく話を聞こうとするスバルくんママですが、焦った風磨くんママは「どいてどいて!」と強引にその場を去ってしまいました。そして、次の日から風磨くんはキーホルダーをつけて来なくなったのです。
スバルくんママに追及され、しどろもどろになった挙げ句、逃げ帰ってしまった風磨くんママ。ここまで怪しい言動が続くと、風磨くんがキーホルダーを盗んだ犯人なのではと疑いたくもなります。大切なキーホルダーをなくした園児たちのためにも、隠していることがあれば話してほしいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター れおぱ
ベビーカレンダー編集部