小学生前後から使い始めることが多い子ども用のお箸。ふと気づくと持ち方が変!と気づくことってありませんか?今回は、そんな時の対処法をキッズマナー講師の彈正原由紀先生に伺いました。
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Q1.食べてるうちに慣れているラクな持ちかたに戻る
A.「使っているお箸に印を付けて指の位置が分かるようにします。トレーニング箸は意識しなくても正しい位置で持つことができますが、普通のお箸は意識しないと正しい指の位置で持つことができません。親指、人差し指、中指、それぞれ好きなマークを付けたりして、意識が向くように工夫しましょう。お箸の持ちかたは鉛筆の持ちかたがベースになっています。同時に鉛筆の持ちかたも見直してみましょう。同じように親指、人差し指、中指のマークを付けるのがおすすめです。小学校低学年、中学年でもトレーニング箸に戻ってもいいんです。トレーニング箸でもう一度、箸の使いかたの感覚をつかみます。トレーニング箸ばっかりではなく、普通のお箸と交互に使うことがポイントです。“今日はどっちを使う?”と聞いて、子ども自身に決めてもらうのもいいですね」(指田さん)
上のお箸は親指と人差し指で持つ。中指は支えてあげる役目です。親指と人差し指の爪は仲良しと教えています。(彈正原さん)
Q2.「なんで正しく持たないといけないの?」と聞かれる
A.「食事のマナーは“相手のためにあるもの”だと伝えています。それとともに、正しい持ちかたが一番疲れにくく、食事をキレイに食べられることも伝えましょう」(彈正原さん)
Q3.お箸の持ちかたと姿勢って関係ある?
A.「食事のときの姿勢は、左手もポイントです! 左手をテーブルの上やお茶碗に添えると姿勢が悪くなりません。そしてお箸を使うときも食器を左手でサポートすることでより使いやすくなります。片手になっているときは『左手はどこいったかな〜?』と声をかけるようにしましょう」(彈正原さん)
お話を聞いたのは…
指田千陽さん
株式会社ケイジェイシー商品企画開発部。「エジソンのお箸」は「できた!」にいちばん近い箸として成功体験を重ねることで食べる喜びを育む製品。プライベートでは二児のママ。
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撮影/杉本大希 取材・文/塚本万智 編集/井上智明
*VERY2025年4月号『実は7割ができてない「お箸の持ち方」』より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。