【写真】仲むつまじい様子の幹太(伊野尾慧)となつめ(伊原六花)
Hey! Say! JUMP・伊野尾慧と伊原六花がW主演を務めるドラマ「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」(毎週火曜夜11:00-11:30、カンテレ・フジテレビ系)の第2話が4月8日に放送された。幹太(伊野尾)が、なつめ(伊原)と不倫しているのじゃないかとゲームバーの店長・丸山(野村康太)を責める様子が描かれ、切なくて胸が詰まる思いがした。(以下、作品のネタバレを含みます)
幹太は最愛の妻・なつめを交通事故で亡くしてしまう
CM制作会社で働く並川幹太となつめは、公私ともに支え合うパートナーで、誰もがうらやむ仲良し夫婦。しかし、出会って5年、結婚して3年がたち、なつめは幹太の“行き過ぎた溺愛”に、ひそかに不満を抱いていた。そんな妻の心の内など知るよしもない幹太は、なつめのスマホに届いたメッセージからなつめが不倫をしているかもしれないと大きなショックを受ける。
翌日、なつめに事実を確かめようと決意した矢先、先に家を出たなつめが交通事故に遭い、命を落としてしまう。一人残された幹太はぼうぜん自失となるが、時計が11時22分を指したその瞬間、部屋が謎の光に包まれ、目の前に死んだはずのなつめが現れる。しかも、再会したなつめの話では、交通事故で死んだのは幹太だと言う。
幹太、「お前だったのか。明日の9時、会うんだろ? なつめと!」
毎日同じ時間に、なつめの生きている世界と混ざり、数分間だけ一緒に過ごすことができるようになった幹太は、この現象を“ミックス”と名付ける。一方で、なつめがホテルで「ヤマっち」と会う約束をした日まであと3日となる。
「ヤマっち」は同僚の田村(松倉海斗)なのか、上司の守谷(八嶋智人)なのか、幹太は愛するなつめの不倫疑惑を払拭できないまま、モヤモヤした時間を過ごす。ヤマっちがなつめを「なっちゃん」と呼んでいたことから、推理を働かせる幹太。田村も守谷も呼んでおらず、ゲームバーの店長・丸山(野村)が「なっちゃん」と呼んでいたことに思い至る
仕事をいいかげんに終わらせて丸山の元に急いだ幹太は店に入るなり、「お前だったのか」と言い、驚く丸山の胸ぐらをつかむと「明日の9時、会うんだろ? なつめと!」と乱暴に言う。訳も分からず丸山が「なっちゃんと?」と聞き返すと、「『なっちゃん』!? やっぱりそうか!」と激昂する幹太。
丸山がおずおずと「大丈夫ですか…?」と尋ねると、「大丈夫な訳ないだろ、なつめと会うくせに」と幹太は責める。丸山が伏し目がちに「会えるもんなら会いたいですよ。僕だってつらいです。なっちゃんがもう居ないなんて」と話すと、幹太はハッとしてつかんでいた服を離し、「いるんだよ。なつめはいるんだよ!」と捨て台詞を残して、店を出ていくのだった。
なつめのことが好き過ぎるあまりに暴走する幹太の姿は切なくて胸が詰まる思いがした。
◆構成・文=入江奈々