アレルギーを理解できない義父母[1]たまごアレルギーの孫に「あーん」
私の義母はお料理がとても上手で、遊びに行くたびにとても美味しい手料理を振舞ってくれます。とても有難いし、嬉しいことなのですが、私には悩みもあります。
それは、今回も起こりました。「今日はオムライス!」と美味しそうに出来上がったオムライスをニコニコと息子のケイタのために運んできた義母。
でも私はすかさず言います。「お義母さんありがとうございます。でも、ケイタはアレルギーでたまご料理が食べれないんです。すみません。」
これ言うの、もう何度目だろう。
ケイタのアレルギーのことは、命に関わる事なので、発症した時から両方の両親にも報告し、アレルギーのあるものを口にしないように気をつけて欲しいとお願いしています。
せっかく作ってくださったオムライスですが、こればかりは言うしかありません。でも義母はため息交じりに「大丈夫よ~。少しずつ食べれば体も慣れてくるわよ。」と呆れたように言ったかと思うと
スプーンですくったオムライス、しかもたまごのところをケイタの口元に「ほら、あーん」と運ぶのでした。
思わず「やめてください!」と大きな声と共に立ち上がってしまった私でした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi