王室離脱とともに、イギリス国内で警察による警護対象から外されたヘンリー王子とメーガン妃。王子は警護について決定を下した内務省を相手取り、訴訟を起こしている。先週その控訴審が行われ、王子も帰国して出廷した。今の心境を雑誌『ピープル』に語っている。
王子は「疲れ果て、打ちのめされた」とコメント。「法廷でこの件に関する法的な開示があった。それによって私が抱いている最悪の恐怖が裏付けられた。とても悲しいことだ」と語った。
今回の法廷で王子の弁護士は「王子と妃は、王室の正式なメンバーから身を引かざるを得ないと感じた」「王室という組織から守られていないと感じたからだ」と主張。王室離脱は、2人が選択したことではないと述べていた。今回のインタビューで王子も同じことを語っている。北米とイギリスを往復しながら暮らし、半分ロイヤル、半分民間でして働くことで、王室の平穏を保ったまま、自分たちも幸せに暮らし、公的な仕事を継続できると考えていたという。「私たちは幸せな家族を作ろうとしていた」と王子は話している。
ちなみに王子はイギリスで裁判に出廷した後、ウクライナへ。その頃メーガン妃はニューヨークを訪問。ブロードウェイで観劇を楽しんでいた。公演の後にはバックステージを訪れ、キャストたちと対面していた。注目を集めたのはその行き帰り。覆面パトカーと2台のおとりの車を同行、合計4台の車列を組んで移動していたことがわかっている。
劇場の周りにいたパパラッチたちは「大げさだし異常」「Aクラスのセレブでもこんな警護はつけない」と呆れ気味。新聞「ニューヨークポスト」にテイラー・スウィフトでも自分とチームで1台ずつ、2台の車で移動すると証言。リアーナ、ビヨンセ&ジェイ・Z夫妻は1台、家族と一緒のときだけ2台だと話している。警護に関しては徹底したいと見られる王子と妃。今回の控訴でイギリス国内での警察の警護が受けられないままだと決まったら、またしても大変な騒ぎを起こしそう。