業務スーパーで買える輸入系の即席麺。微妙に試しづらいジャンルですけど、『辛ラーメン 激辛』は人を選ぶようにみえて意外と好きな人が多そうな味なんです。
「突き抜ける辛さ」とパッケージにあるとおり、確かに激辛級の辛味レベル。だけど刺激感は比較的おとなしめ。香りも案外上品で、激辛グルメ初心者でも試してOKな一品ですよ。
『辛ラーメン 激辛』の価格・内容量は?
『辛ラーメン 激辛』は業務スーパーでは137円(税込、税抜127円)で販売中。内容量は68g。原産国は韓国、輸入・販売は農心ジャパン。農心(NONGSHIM)が製造する定番の即席麺シリーズのひとつですね。
通常版の『辛ラーメン』(68g・116円)も一緒に並んでいます。そちらは一般スーパーだと150円程度のことが多いですね。『激辛』は業スー以外だとあまり見かけません。
ちなみに袋麺タイプの『辛ラーメン キムチ 3食入』(360g・353円・約118円/1食)もラインナップされています。本品は業スーで買える辛ラーメンシリーズのなかではほんの少し高めのポジションと言えそうです。
お湯を注いで3分でOK
付属の粉末スープをあけてから、熱湯240mlを注いで3分待つだけで完成です。真っ赤な激辛スープに対して湯量が少なめにも見えますが、実はそこまでの辛さではありません。
程よい刺激感としいたけの香ばしさ
定番シリーズなのもあってか、思いのほかクセが少ない辛味スープなんです。啜っても軽く咳き込む程度の刺激感。辛味はあるけど立ち方が軽やかで、すっと抜けるような爽やかさすら感じます。
最初は物足りないぐらいですけど、徐々に唇にヒリヒリ感が現れて、じわじわ舌先が痺れてくるかんじ。途中から激辛系らしいハードさもちゃんと楽しめます。
油揚げ麺はやや太めで強めの弾力。スープをしっかり受け止めています。味付け自体は唐辛子ベースに味噌と醤油を程よく効かせた、バランス重視の素直かつ穏やかな味わいです。
乾燥野菜の具材ではしいたけに香味の主張があって、辛さと一緒に香りの良さも楽しめます。旨みも辛味も強調されすぎず、風味自体はやけに落ち着いた仕上がりなんですよね。
卵を加えるだけでも食べやすい旨辛感に
しっかり辛いは辛いけど、重たさがなくて爽やか。総合的には激辛グルメ入門用といった趣です。激辛ファンは肩すかしを食らう気もしますけど、初心者的にはちょうどいい商品かと。
これでも辛すぎると感じたら、卵などをトッピングしてまろやかに仕上がるのが吉。『辛ラーメン キムチ』を食べて物足りなく感じてきたら、ぜひ試してみてください。
カロリーは?
『辛ラーメン 激辛』は284kcal(炭水化物 47.2g、食塩相当量 2.8g)。ちょっと塩分がありますけど、カップ麺としては平均的な数値に収まっています。