All About ニュース編集部は3月26~27日の間、全国20~70代の男女300人を対象に、「日本の山」に関するアンケートを実施しました。本記事では、「壮大だと思う日本の山」ランキングを紹介します!
第2位:高尾山(東京都)/14票
2位は、「高尾山」でした!
東京都心から電車で約1時間というアクセスのよさから、年間約300万人もの人々が訪れる高尾山。標高は599mとそこまで高くないものの、都心近郊とは思えないほど豊かで多様な自然が残されていることで知られています。
ブナの原生林をはじめ約1600種類もの植物が自生し、ムササビなどの哺乳類や多くの野鳥、昆虫が生息する貴重な生態系が育まれているため、「明治の森高尾国定公園」として大切に保護されています。また、山頂や展望台から望む景色も壮大で、関東平野や都心の高層ビル群、さらには遠く富士山まで見渡せる広大なパノラマは、感動的な眺めです。
自由回答を見ると、「雄大な自然があるから」(20代男性/東京都)や、「景色がとても綺麗だから」(30代女性/大阪府)といったコメントが寄せられていました。
第1位:富士山(山梨県、静岡県)/211票
1位に選ばれたのは、「富士山」です!
静岡県と山梨県にまたがり、標高3776mを誇る日本最高峰の霊峰、富士山。均整の取れた美しい姿は日本の各地から望むことができ、古くから国の象徴として人々に親しまれてきました。2013年には、その文化的価値が認められユネスコ世界文化遺産に登録されています。
文化史の面では、『万葉集』にその姿が詠まれて以来、『竹取物語』や『伊勢物語』など多くの文学作品に登場。葛飾北斎の『冨嶽三十六景』に代表されるように、数えきれないほどの絵画の題材となり、日本の芸術文化を豊かに彩ってきました。
アンケート回答を見ると、「浮世絵の時代から数多くモチーフになるくらい、美しいばかりでなく威厳も感じます」(20代女性/長崎県)や、「日本最大ということもあり大きさのみならず形を見てもどっしりと構えている姿が印象的だった為です」(30代男性/富山県)といったコメントが寄せられていました。
※コメントは全て原文ママです
この記事の筆者:斉藤 雄二 プロフィール
新潟出身、静岡在住の元プロドラマー。ライター執筆歴は約8年。趣味は読書とフィットネスとfiat500でドライブに出かけること。最近はeSportsの試合観戦が楽しみです。
文:斉藤 雄二