Text by 井上大輔(編集部)
英2部ブラックバーンでプレーする大橋祐紀が、12日のルートン戦で今季9点目となるゴールを決めた(リーグでは8点目)。
『BBC』も「一級品のアウトサイドキック」と称賛するほどの絶妙なシュートが決勝点となり、1-0で勝利したチームは9試合ぶりの白星を手にしている。
ただ、大橋は試合後のインタビューに答えた際、右腕をスリング(三角巾)で吊って固定していた。
『Lancashire Telegraph』もその姿を見て心配している。
「大橋は怪我からの復帰後、キレを増し、現在2試合連続でゴールを決めた。
Jリーグから移籍後9ゴールを決めている大橋は、その実力を存分に発揮している。
しかし、怪我でその勢いが止まり、試合後のインタビューでスリング(三角巾)を装着していたことから、さらに懸念が募っている。彼は肘の検査を受ける予定だと明かしたが、再離脱となるのであれば、痛恨の極みだ」
また、ヴァレリアン・イスマエル監督も「祐紀の状態を見極める必要がある」と語っている。
昨年11月に28歳にして日本代表にデビューした大橋は、怪我から復帰して復調しつつあっただけに気がかりだ。